中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、教室長の丹下です。
新学期まであと少しですね!夏休みもあとわずか。お子さんの宿題は全て終わりましたか?
また朝早く起きて、勉強・部活をしてという日々が始まると・・・
憂鬱に感じているお子さんもいるのかなと思います。
そこで今回は「生活リズムをもとに戻そう」をテーマにお話します。
長期休みになると、“遅寝遅起”になりがちですよね?
これが1か月以上続いた状態からすぐにもとの学校生活のリズムにもっていくのは、かなり難しいです!
そして、体への負担も大きいです。
そのまま2学期に突入すると、
学校が始まって疲れて帰ってすぐ寝てしまう、起きたら朝で「宿題やらなきゃ!」となるのが目に見えていますね。
こうならないためにも、2つのことを意識させましょう。
寝る時間・起きる時間の目標時間を決める
学校のリズムに合わせて生活する
生活のリズムを整えるためには、早寝早起が1番です。
ただ、すぐに実行に移すのは難しいです。例えば、夜12時に寝ていたのを急にその日から10時に寝るというのは、なかなか厳しいですよね?
まずは、「12時を超えないようにする」など、15~30分単位で目標を設定するのがおすすめです。
そして少しずつ目標の時間に近づけていきます。
また、
・保護者も一緒に早寝早起きをする
・テレビのリモコンをつけにくくする
などの環境づくりも必要です。
そして、早起きができた時には
・お子さんをほめてあげる
・朝ごはんにお子さんの好きなものをいれる
など、その行動をとった時に「どんな良いことがあるのか」が分かるのも
大きな動機づけになりますよ。
もう1つ大事なことは、朝起きたら朝日を浴びることが大事です。
朝日を浴びることで、体が起きます。日中は体を動かして適度に疲労感を与える、夜は遅くに明るい光の中で生活しないように(テレビやスマホの画面の光も)
寝る体勢に入ったら電気を消すなど、自分の体に1日のリズムを覚えさせることです。
学校と同じリズムで生活するのも、体を慣れさせる上で効果的です。
例えば、起きる時間、朝ご飯を食べる時間、勉強する時間など、、、決められた時間はたくさんありますよね!
受験生にも似たようなことを言います。
「試験当日にちゃんと頭を働かせられるように、試験当日と同じタイムスケジュールで各科目勉強しなさい」と。
これと同じです。
しっかり体・頭が起きた状態でお子さんが授業に臨めるように、まだ夏休みの宿題が残っているようなら、
学校と同じ時間割でやってみるのも良いですね。