中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回は、小学6年生に向けて「春休み期間の目標を立てましょう」といったお話をしました。
中学生の初めは割と授業の内容も簡単なので、拍子抜けする子もいるかもしれません。
ただ、少なくとも2学期からはグッと授業が難しくなります。
そのため、つまずいてしまう子、嫌いな教科ができてしまう子、勉強自体が嫌いになってしまう子もいます。
そして3年生になると、受験生として高校入試に向けた勉強が始まります。
まだ先と思う人もいるかと思いますが、中学1年生の内申が高校入試の1/6を占めるところもあります。
勉強でつまずいてしまわないために、志望校に入学できるように、さらになりたい職業に就けるように、中学3年間はとても大切な期間なのです。
- 効率の良い勉強の仕方が分からない
- 学力をもっとアップさせたい
- そもそも学習習慣が身についていない
といった子は、他の人の力を借りるのも一つの手です。
現在塾に通っていない子は、春休み期間中に一度通塾について考えてみましょう。
通塾を考える際のポイント
塾に通うか否かを考えるときに大切なのが「子どもにどんな勉強スタイルがあっているか」といったポイントです。
一人ひとりの性格が違うように、適した勉強スタイルもさまざまです。
そのため、普段の行動や家庭での勉強、小学校の期末面談での先生の話などから、自分の子はどういう風に勉強するのが合っているのか、をいま一度考えてみましょう。
自分でしっかりと学習でき、分からないところは学校の先生にすぐに質問できる子は、あえて塾に通うことを考えなくても良いかもしれません。
ただ、「教えてもらう」「実践する」の繰り返しは、確実に身になります。
通塾を検討するのであれば、すでに塾に通っている子の話を聞いたり、見学にいったりするのがおすすめ。
「子どもの中学の勉強をサポートする」といった意味でも、ぜひ子どもに合った勉強スタイルを考える機会をつくってみてくださいね。