行事が多い12月に!学習習慣を守る方法
8月半ばにもなると、受験勉強へのやる気が減ってくる子がいます。
これは「中だるみ」の状態で、「勉強しなければいけないのにやる気がでない」といった状態は、子ども自身も辛いかと思います。
前提として、親御さんは「受験勉強しなさい」と言わないようにしてあげてください。
勉強しなさいと言われると、余計にやる気がなくなってしまう子もいますし、「自分でも受験勉強しなきゃいけないのは分かっているのに」と思ったり、思い悩んだ末に開き直り「そもそも受験はまだ先だし、夏休みは勉強しなくても」と思ったりしてしまう子も。
ではどうすれば?が問題かと思いますが、今回は「勉強行動が失速してきたときに、やる気を引き出すために家族ができるサポート」を紹介していきます。
ご褒美を用意する
受験勉強を頑張ったら好きな夕食を作ってあげる、ケーキを用意してあげる・・など小さなご褒美を用意するのも良いでしょう。
どのようなご褒美でもかまいませんが、子どもがそれをモチベーションにして頑張れるものがいいですね。
受験後のことを一緒にイメージする
「志望校に受かったら」を一緒にイメージして話すのも有効です。
受験後のイメージ、高校生活のイメージが湧くと、それに向かって頑張ろうというやる気も出てくるもの。
イメージが湧きづらいようであれば、①学校の公式サイトを一緒に見る②実際に学校の前まで一緒に行ってみる③先輩やその保護者の方に話を聞いてみる、といった方法も。
楽しい未来、明るい未来をイメージできると、受験勉強への力も入るはずです。
生活リズムを見直す
夏休み中の子どもの生活を振り返ってみましょう。
夜更かしをしたり、夏バテになってしまったりしていませんか。
身体と心はつながっていますので、身体が元気でなければ勉強へのやる気もなくなってしまって当然です。
心当たりのある方は、子どもの生活リズムを正すことに注力していきましょう。
学習環境を整える
学習環境を整えるのも、子どものやる気を復活させる一つの方法です。
受験勉強に必要な道具はそろっているか、勉強に集中できる環境であるか、などを今一度確認してみましょう。
問題集やワークなどの教材も、足りないものがあれば新たに購入を検討してみても良いかもしれません。
気分転換をする
やる気を引き出すためにいろいろやってみたけど上手くいかない、というときは、子どもが頑張り過ぎて息切れしている証拠かもしれません。
そのようなときは、子どもと一緒に気分転換にでかけましょう。
遠出をしなくても、近所を一緒に散歩するだけでも良いですし、一緒に買い物に行く・スイーツを食べにいく、でも良いかと思います。
勉強を全くしない日は望ましくありませんが「この日だけは勉強量を減らして、気分転換の日にする」と決めて思い切り楽しむのもおすすめです。
今回挙げたものをすべてやる必要はありません。その子に合った方法がありますので、お子さまにはどれが有効か考えつつ、いろいろ試してみてくださいね。