中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
テスト勉強の期間に入っても、なんだか後ろ向きで頑張れない子、いるかと思います。
「どうしてテスト勉強しないの!」「勉強が嫌いなの?」「怠けていたら良い点数を取れないよ!」
親御さんはそんな気持ちになってしまいますよね。
強く叱ってテスト勉強をさせようと思っても、上手くいかないものです。
しかし、原因を追究して正しくアプローチできれば、子どものテスト勉強への意欲がガラッと変わります。
今回は、テスト勉強を頑張れない子へのアプローチ方法を2回に分けて紹介していきます。
子どもの気持ちを理解する
まずは、子どもの気持ちを理解することが最初の一歩です。
「テスト勉強を頑張りたいのに、頑張れない」
「私が頑張っても、どうせ良い点数なんてとれない」
そんな子は、決して怠けているのではありません。簡単にいうと“自分に自信がない状態”。
これを仕事に置き換えると分かりやすいかと思いますが、自信がないプロジェクト・案件だったり、その仕事を始めたばかりの頃は「失敗が怖い」と思って消極的になりがちですよね。
まさしく今、子どももそのような状態です。
評価軸を「点数」のみにするのはNG
では、なぜ子どもが自分に自信がなくなったり、消極的になったりしたのでしょうか。
「私の普段の接し方が悪い?」と思う親御さんもいるかもしれませんが、親御さんの接し方というよりは“テストの仕組み”自体がそういうものなのです。
テストは結果が数字としてハッキリと出るもの。
先生もテストの数字をもとにして成績を評価しますし、受験の際にもこの“数字”が重要となります。
しかし、だからこそ評価軸を「点数」のみに置くと辛くなってしまうことがあります。
子ども自体もテストの点数を気にするあまりに、自分に自信がなく消極的になってしまうのです。
「では、どうしたら?」を次回説明していきますので、子どもがテスト勉強を頑張れるようにサポートしていきましょう。