中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回は、テストの間違い直しのやり方を紹介しました。
今回は、テスト後にやるべきことの2つめとして「テスト期間中の勉強のやり方」の見直しについてお話をしますね。
テスト勉強の計画は立てたか?
テスト勉強を始めるまえに、学習計画はしっかり立てられたかを見直しましょう。
- 無理な計画になっていなかったか
- 大まかな計画ではなく、細かくゴールを設定していたか
上記のようなことを中心に見直せるといいですね。
テスト勉強は2週間まえからがベスト。それより短い期間では、詰め込み過ぎのテスト勉強となってしまいます。
また「毎日〇時間」というような時間数だけの計画ではなく、教科ごとに「ワークを〇ページ」「問題集を〇ページ」のような細かな計画を立てましょう。
繰り返し学習をしたか?
つづいて、テスト期間中の勉強で繰り返し学習をできたか見直してみます。
とくに数学の場合、問題を解くことが学力アップのカギです。
何度も繰り返し同じ問題に取り組むことで、理解が深まり学力の向上につながります。
また、暗記が必要な勉強は、読むだけでなく「書く」のも有効です。
何度もノートに書いて、記憶の定着を図りましょう。
適度な休憩をとれたか?
テスト期間中の勉強は、適度な休憩をとりながら進められましたか。
適度な休憩は、以下のようなメリットが得られます。
- 集中して勉強ができる
- 途中で挫折しない
- やる気が持続
テスト期間となると「勉強しなきゃいけない」「いつもより頑張らなきゃいけない」「良い点数をとらなきゃいけない」と、プレッシャーに感じてしまうお子様もいます。
しかし、理想的なのは、テスト期間に関わらず【毎日の勉強を習慣化】すること。
そのためにも、勉強中の適度なリフレッシュのコツもマスターしておきたいですね。
今回は、2回に渡って、テスト後にやるべきことをお話ししてきました。
テストの後は、お子様が効率の良い勉強方法を身につけるチャンスです。
「学習計画を立てて、それに沿って勉強すること」「間違い直しをして、繰り返し学習すること」この2つを軸に、次のテストでは反省を活かした学習ができるといいですね。
ぜひ、お子様のテスト後の自主学習の参考にしてみてください。