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「COP26」という言葉を聞いたことのある方もいらっしゃると思います。
今回は、今話題のCOP26について、わかりやすく解説していきます。
COP(こっぷ)26とは?
COP26とは「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議」のことです。
と、正式名称を掲載しましたが、少し分かりづらいですよね。
ざっくり言ってしまえば「地球の温暖化や異常気象などをみんなで止めようよ」という会議です。
COP26は、今年(2021年)10月31~11月13日に開催されました。(本来は2020年に開催する予定でしたが、コロナの影響で今年に延期になりました。)
世界の国々の代表団・科学者・環境保護活動家などが集まり、国際社会が気候変動にどう対応を取るのかを話し合う会議です。
世界が抱える環境問題
問題視されている環境問題には、以下のようなものがあります。
- 年々地球の温度が上昇
- 激しさを増す自然災害
- 北極などの氷が解けて海面が上昇
- 熱波による森林破壊
温暖化により引き起こされるさまざまな問題。その火の粉は、間違いなく私たちのもとへと降りかかってきます。
【気温が1℃上がる⇒水蒸気量が約7%増える⇒雨量が増加、豪雨につながる】
たとえば2020年7月、東北地方から西日本にかけて(とくに九州・岐阜・長野・山形などで)記録的な豪雨が発生しました。
この「記録的」「観測史上初」といった言葉を、最近TVなどでよく耳にしませんか。
実際に、ここ数年に渡って、世界各国では記録を更新するような異常気象が観測されています。
それにより私たちに起こる影響は、豪雨による被害や作物が育たないことへの被害、豪雪被害や台風被害など、挙げればキリがありません。
異常気象によって、食べる物や住むところを脅かされる危険性があるのです。
また、この環境問題は、私たち人間だけでなく植物や動物にも大きな影響を与えます。
広く世界に目を向けて、今自分に出来ることをする
今回のCOP26の本質的ともいえる目的は何でしょうか。
それは「加速する自然災害に歯止めをかけて、みんなが人間らしい暮らしができる世界を目指そう」ということだと思います。
そして、SDGsと同様に「私たち一人ひとりが、私たちの暮らす社会を変えること」が、その目的を達成させる最大の方法です。
具体的には、
- こまめに電気を消すなどの省エネルギーに取り組む
- 繰り返し使えるものを選択する
- 可能な限り公共交通機関を利用する
などがあります。
このようにCOP26に関心を持つことは、環境問題を始め、世界に目を向けるきっかけになります。
広い世界に羽ばたく可能性を持っているお子様が、環境問題やほかの国々へも興味を持てるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。