冬休みこそ注意すべき「学習習慣の維持」
前回は「なぜ今、学習計画を立てる必要があるのか」について、お話しました。
気のゆるみから、学習リズムが崩れたままになってしまわないように、有効な学習計画を立てる必要があります。
今回は「学習計画の立て方その1」として、1週間単位の学習計画について一緒に見ていきましょう。
学習計画は一週間単位を目安に
具体的な学習計画を立てるときは、1週間単位を目安にして考えましょう。
- 平日(月曜日から金曜日まで)の学習計画
- 休日(土日)の学習計画
平日と土日では、勉強にあてられる時間が違いますよね。
上記のように、1週間の学習計画をさらに2つに分け、学習時間に合わせて考えると計画が立てやすいでしょう。
モチベーションのピーク
なぜ、学習計画は1週間単位を目安にすると良いのでしょうか。
それは、モチベーションのピークが関係してきます。
じつは、モチベーションが一番高いのは、計画を立てているときなのです。
たとえば「明日から、毎日30分のウォーキングをしよう!」と計画したとします。
翌日からウォーキングを始めて、続けるうちに面倒だと感じてしまったり「今日は休んじゃおうかな」と思ってしまったり。
ダイエットや資格の勉強などで、似たような経験のある保護者様も多いのではないでしょうか。
それは、モチベーションの高さが、計画を立てた時をピークにどんどん落ちていてしまうことが原因の一つです。
勉強も同じで、長期的に具体的な学習計画を立てても、モチベーションが続きにくいのです。
学習計画を1週間単位で立てると、モチベーションが低くなる前に次の学習計画を立てることができますよね。すると、モチベーションの高さを保つことが出来ます。
大人でも、モチベーションの高さを保つのは大変です。お子様となれば、なおさらだと思います。
お子様が意欲をもって勉強に望めるように、ぜひ学習計画の立て方の参考にしてみてくださいね。