受験生の親子が描いた小さな成功の道筋:具体的な目標が未来を変えた
勉強をするうえで、計画を立てることはとても大切です。
長期休みに入ると勉強計画を立てるお子様は多いと思いますが、勉強を進めるうちに計画倒れになってしまうケースも少なくありません。
非常に多い「計画倒れ」は、お子さまの努力が足りないというわけでも、怠け者というわけでもありません。
じつは計画づくりがうまくいっていないことが計画倒れの原因なのです。
そこで今回は、計画倒れにならない3つのコツを紹介します。
①ゆったりとした余裕のある計画を立てる
夏休みなどの長期休みの勉強で、詰め込みすぎの計画を立ててしまっていませんか。
ゆったりとした余裕のある計画を立てることは、達成への第一歩です。
また、逆にいうと詰め込んだ計画は、計画倒れの素になってしまうのです。
計画通りの勉強ができるように、余裕をもたせた計画づくりをしましょう。
②スモールゴールを設定する
計画倒れしない、達成できる計画づくりのコツは「スモールゴール」を設定することです。
例えば、1週間ごと・10ページごとなどの小さな目標を立てます。
大きな目標達成までのいくつかのスモールゴールを立て、それに向かい勉強することで目標までのハードルが低くなります。
また、スモールゴールに到達することで達成感を得ることができ、次のスモールゴールまでのやる気につながります。
大きな最終目標を目指すと、長く険しい道のりに見えますが、小さな目標(スモールゴール)を目指して、クリアした達成感とともに次への意欲を引き出していきましょう。
③友達と一緒に計画を立てて、客観的な意見を取り入れる
計画づくりを友達と一緒に行うことも、計画達成のための一つの方法です。
友達と一緒に計画を立てることで、客観的な意見を取り入れることができます。
自分では、無理なく実行できると思っていた計画も、客観的に見れば詰め込みすぎになってしまっていることもあります。
また、お互いの計画にアドバイスすることで違う視点を持つことができます。
計画倒れを経験しているお子様は非常に多いです。
計画倒れは、やる気を削いでしまったり、勉強が嫌いになってしまう可能性もあります。
夏休み中の勉強を通して、自信を持ち2学期からの学校生活がスタートできるよう、ぜひお子様の計画づくりの参考にしてみてください。