行事が多い12月に!学習習慣を守る方法
前回は、「勉強宣言」のメリットや宣言方法についてお話しました。
今回は、勉強宣言ができる仕組みづくりと、宣言のコツについてお話します。
(前回の記事をまだご覧になってない方はこちらも合わせてご覧ください。「集中力が持続する「勉強宣言」のススメ①」
勉強宣言ができる仕組みを作る
前回、テスト勉強や受験勉強が続かない方は「勉強宣言」をしてから机に向かう習慣をつけましょうとおすすめしました。
では、だれに対して宣言すれば良いのでしょうか。できれば宣言通りに勉強しているかを確認できる家族などにすると効果的ですが、難しい場合は友人などでも構いません。
その場合、宣言した時間は、スマートフォンなど勉強の妨げになるようなものは遠ざけておいて、集中できる環境をキープしましょう。
友人と宣言し合うことで、お互いに高め合いながら勉強できたり、おすすめの勉強法を紹介しあったりといった効果も期待できます。
宣言のコツ①
「勉強宣言」をするときには勉強する内容と時間を宣言するようにしましょう。そうすることで、「いつまでに」「何をするのか」という目標が明確になり、取り組みやすくなります。
例えば「今から勉強します」と言って始めた場合と、「今から2時間で英語のワークをここまで終わらせます」と言った場合では、後者のほうがいつまでに何をすべきかが明確ですよね。
こうすることで、終わった後にどれくらい勉強が進んだのかが判断しやすくもなります。
また、仮に時間内に終えることができなかったとしても、自分は○○をするのにこれくらい時間が必要なんだな、と今後のスケジュールを立てやすくなるという効果も。
「宣言」と「振り返り」をセットで行うようにしましょう。
宣言のコツ②
勉強する時間は長く設定しすぎないことも大切です。
集中力をキープできる時間は、最大で90分が限度と言われていますが、実際には連続で集中出来るのは15分周期だと言われています。
時間ばかりを長くとってダラダラと勉強してしまうくらいであれば、15分で単語を覚える、45分で演習問題を解いてみるなど、15分周期を上手く活用して、自分にあった時間を設定してみましょう。
「勉強宣言」を上手く取り入れて、勉強に集中できる方法を身につけられると良いですね。