中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回は、私立入試2週間前に「今の自分のレベルと受験校のレベルを再度確認するべき」というお話をしました。
そこの把握ができたら、いよいよ対策に取り掛かります。
今回は、私立入試2週間前からやるべき勉強についてお話します。(まだ「私立入試まであと2週間。この2週間の上手な過ごし方【受験生】①」をご覧になってない方は、合わせてこちらもご覧ください。)
前回、「惜しい単元」と「全く点数の取れなかった単元」をチェックするようお伝えしました。
よく、一発逆転を狙って「全く点数の取れなかった単元」の猛勉強をこの時期から始めてしまう受験生の方がいらっしゃいますが、
今まで勉強してきて理解できなかった単元に今から挑戦するよりも、
ちょっと平均に届かなかった、くらいの「惜しい単元」に時間をかけた方が、当日点の伸びが良いです。
なので、「惜しい単元」に時間を使えるような勉強計画を立てましょう。
また、単元別の勉強とは別に過去問をやる時間も必ず取りましょう。
私立入試の問題は、学校ごとに特色が様々です。普段馴染みのない形式の問題が出てくることがよくあります。
受験する学校の過去問は、5年分ほど遡って取り組むと良いでしょう。
最後に。
私立入試においても公立入試においても、「何を勉強すれば良いのかわからない」となったら、必ず周りの信頼できる先生や先輩に聞くようにしましょう。
当たり前ですが、今受験生の方は、高校受験を経験したことがありません。
経験がないのだから、やり方についてわからないことがあるのは当たり前です。
「こんなことを今更聞くなんて恥ずかしい…」などと思わずに、分からないことは積極的に聞くようにしましょう。
一生に一度の高校受験。分からないまま間違ったやり方で闇雲にやって後で後悔するより、頼れる人に聞いてやった方が絶対に良いです。
2週間前の今から、確かな対策を始めていきましょう。