中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
学校が再開して早1ヶ月が経とうとしています。これから2学期に近づくにつれて、各科目とも授業内容はどんどん難しくなります。もし、「授業のスピードが速いな」と感じ始めている人は、今のうちに何か対策をするべきでしょう。
受験生のお子様は、受験まで残り9ヶ月。
あまり時間は残っていません。対策をあれこれ考えている暇は無いといっても良いでしょう。
この時期から夏休みまでの期間、「何とか志望校に合格させたい」と受験生をお持ちの保護者様がよく学習塾を探していらっしゃいます。
本当にお子様に合った塾に出会うためには、どのような探し方をすれば良いのでしょうか。
今年は昨年までとは大きく違う点が一点あります。
それは、コロナの影響でオンライン授業が急速に広まったことです。
勿論、それまでもオンライン授業というものはありました。ですが、この度の外出自粛によって
- それまでオンライン授業をやっていなかった塾は、オンライン授業を取り入れる
- それまでオンライン授業をやっていた塾は、さらに授業の質を高める
ようになりました。
なので、この自粛期間前に比べると、自粛期間後はオンライン授業の質があがり選択肢が大きく広がったのです。
つまり、これからはオンライン授業に関する情報も取り入れ、選択肢のひとつとして考えていく必要があるのです。
勿論、オンライン授業と従来通りの直接の授業(個別指導、集団授業等)を併用していくという選択肢も増えました。
では、今、学習塾含む教育サービスにはどのようなものがあるのでしょうか。
- 学習塾(集団授業)
- 学習塾(個別指導)
- 学習塾、動画配信(録画授業)
- 学習塾(オンライン、集団授業)
- 学習塾(オンライン、個別指導)
- 通信教育
- 家庭教師
などがありますね。
まずはそれぞれの特性を理解したうえで、それぞれのメリット・デメリットを書き出してみましょう。例えば、
・学習塾(集団授業)
・・・メリット:周りの生徒に刺激されながら集中することが出来る。自分がどれくらいのレベルなのか比較的分かりやすい。
・・・デメリット:個別に質問をしにくい。分からない所があっても、授業がどんどん先に進んでしまう可能性がある。
のような具合です。
そして、書き出したメリット・デメリットが、お子様にとってどれくらい重要なものなのか考えます。メリット・デメリットにそれぞれ点数をつけて
「このメリットは、うちの子にとってそこまで良いものではないから、5点中2点のメリットかな」というように考えていくと、後で見返した時にそれぞれを比較しやすくなります。
また、もうひとつ大切なのがお子様の意思です。保護者様が選択する時と同じくらい、お子様自身もその選択のメリット・デメリットを把握している必要があります。
それを怠ってしまうと、今後必ず訪れるであろう勉強による挫折に対しての気持ちの切り替えが難しくなってしまうのです。
人に決められたことによって得た結果よりも、自分で決めたことによって得た結果の方が嬉しいし、次も頑張ろうと思うことが出来て行動に繋がりますよね。
学習塾の選び方のポイントをまとめると
・塾には様々な形態があることを知る
・それぞれのメリット・デメリットを書き出す。
・メリット・デメリットが子どもにとってどのくらい重要なものなのか点数をつける。
・子どもの意思を聞く。子どもとそれぞれの塾のメリット・デメリットを共有する。
です。
今や世の中に教育サービスはあふれています。
その中を探し、お子様にぴったりのものを見つけ出すのは簡単なことではありません。
ですが、受験生にとってあまり時間が残っていないのも事実。
より子どもに最適なものを見つけるため、闇雲に探すのではなくひとつひとつの特徴を捉えた上である程度絞った後に、通いやすさ(受講のしやすさ)や料金を比較して選ぶことができると良いですね。