中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
いよいよ受験本番。保護者の皆さまも緊張感が高まっているのではないでしょうか。
子どもたちにもピリピリムードが漂って、どう接したらいいのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、受験直前の子どもとの接し方についてお話します。
普段通りのペースを守る
受験当日はお子さまにとっても保護者の方にとっても特別な日です。
しかし、特別扱いをしてしまうと余計に緊張してしまうことも。
特別なことはせず、普段通りのペースをキープできるよう意識して生活してみてください。
食事の面でも、普段食べ慣れているメニューで消化の良いもの、脳の働きを活発にするものなどをバランスよく取り入れると良いでしょう。
落ち着いた態度で接する
受験本番が近づくと、保護者の方も心配のあまり「あれはやった?」「これは大丈夫?」と細々と声をかけてしまいがちです。
確認してしまいたくなる気持ちをグッと抑え、普段通りで大丈夫だよという態度でいてあげてください。保護者の方が落ち着いていると、お子さまも落ち着くことができます。
お子さまの不安な気持ちや頑張りを受け止め、応援している気持ちをさりげなく伝えられると、お子さまの安心に繋がるでしょう。
自分で決めたことがベストと伝える
受験本番直前。お子さまの性格によっては、「あの見直しが終わらなかった」「これも復習しておきたかった」とできなかったことにばかり目が向いてしまうこともあるでしょう。
しかし、限られた時間の中で自分で選択したことは決して間違っていません。お子さまの気持ちを受け止めた上で、「あなたが自分で考えて決めたことなら、それはベストな選択だ」とぜひ伝えてあげてください。
いかがでしたか。
お子さまの性格やタイミングによって、同じ接し方でも上手くいったり、思いが伝わらなかったりすることもあります。
大切なのは、お子さまをよく観察し、気持ちに寄り添い受け止めることです。
お子さまがベストを尽くせるよう、サポートしていけると良いですね。