中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
「新学期が始まったばかりだし、受験はまだまだ先…」なんて思っている方はいらっしゃいませんか。
実は、受験はもう始まっているのです!
今回は、定期テスト習慣に入る前から習慣にしておくべきことについてお話しします。
「入試の成績」と「内申点」が評価の対象になる
公立高校の一般入試では、入試本番の成績だけではなく、内申点も評価の対象となります。
私立の一般入試では、調査書はあまり重視されない傾向がありますが、推薦入試では調査書の内申点が基準の一つになるため、内申点を一定以上にしておくとチャンスを広げることができます。
そのため、入試直前になって慌てて受験勉強を始めるのではなく、定期テストにしっかり取り組むなど今からできる受験対策を始めておくことが大切です。
定期テストの結果が内申点に反映される
受験には、入試本番の対策と内申点対策が必要なことがわかりましたね。
内申点の算出方法は、都道府県によって差がありますが、基本的に通知表の成績がベースとなっています。
そしてその成績は、定期テストの成績と授業態度、課題提出によって評価されます。
つまり、授業や宿題、提出物にしっかり取り組み、定期テストで結果を残すことが、受験対策につながっていくのです。
定期テスト対策で、受験の基礎固めをしよう
授業をきちんと聞いて積極的に参加したり、宿題や提出物に取り組むことは、内申点対策になるだけでなく、学習内容への理解が深まるなど基礎固めにもなります。
日頃から、1日に5つは英単語や漢字を覚えるなど、すき間時間をつかって暗記などの勉強をする習慣をつけておくと良いでしょう。
また、テスト前だけ何時間も勉強するというのは難しいものです。
今のうちから、〇時~〇時は勉強の時間にすると決めて机に向かうようにしておくなどの習慣づけができると良いですね。
授業への取り組み方とノートを取るコツ
授業への取り組み方やノートの取り方にもコツがあります。
授業中、先生が繰り返し説明する語句などは重要なワードです。何が重要なのか、説明のポイントは何かを意識しながら授業に取り組めると良いですね。
特にノートは、定期テスト前の復習や内容の整理に役立ちます。授業中に大切だと思ったことや疑問に思ったことを書き留めて、見直しに活用しましょう。
いかがでしたか。
受験のために今からできる事は本当にたくさんあります。
むしろ、今しかできないことがたくさんあることがわかって頂けたのではないでしょうか。
「あの時、頑張っていれば…」と受験直前に後悔しないよう、、今できることを、今精一杯できると良いですね。