中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
受験生のみなさんは、受験前最後の長期休暇ですね。
第一志望が私立の場合、この冬休みがラストスパートですので、1日8~10時間は勉強したいところ。
焦りもあるかと思いますが、着実に一歩ずつ進めるように「第一志望が私立のお子様の今やるべきこと」についてお話ししていきます。
志望校の過去問演習を3~5年分やる
私立が第一志望のお子様は、志望校の過去問演習(3~5年分)に取り組んでいきましょう。
過去問演習でチェックしたいポイント
- 時間内に解けたか
- 正解率はどのくらいか
- 出題傾向・出題形式
- 問題の量・順番
過去問演習をする際はTVやスマホの電源を切り、当日と同じような環境に近づけるのが大切です。
さらに、時間を測って問題を解いていきましょう。
過去問演習は、出題傾向や出題形式を把握、慣れる目的があります。
受験勉強の総仕上げを
愛知県の私立高校では、1月20日(金)~24日(火)に一般入試を行うところがほとんどです。
入試まで1カ月を切っているので、この冬休みは受験勉強の総仕上げをしていきましょう。
この段階で新しい問題集に取り組むのはNG。混乱してしまったり、余計に焦ってしまったりするリスクがあります。
今手元にあるものを徹底的に取り組み、ケアレスミスにも着目しながら勉強をしていけるといいですね。
体調管理もしっかりとしよう
勉強時間を確保するのはもちろんですが、起床時間にも注意が必要です。
長期休暇中であっても、受験当日の起床時間と同じ時間に起きるようにします。
「身体を慣らす」「受験開始時間に頭がしっかりと回転するように調整する」といった意味がありますので、ぜひ取り組んでいただきたいです。
焦りや不安があると夜遅くまで勉強したくなるのも分かりますし、寝ている時間がもったいないと思ってしまうのも当然です。
しかし、寝不足は集中力の低下だけでなく、免疫力の低下や体調不良にもつながりますので、8時間は睡眠をとるようにしましょう。
親御さんには、焦りや不安を感じているお子様のサポート・心のケアをしていただきたいです。
「親が応援してくれている」「自分の頑張りを理解してくれている」と思うからこそ、お子様は頑張れますし実力を発揮できます。
大切な時期なので体調に気を配りつつ、限られた時間を有効に使っていきましょう。