中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
今年はいよいよ受験生の年、だけど「第一志望校に合格するためには、受験勉強はいつから始めたらいいの?」「どのくらい勉強すべきなの?」と不安に思う方も多くいらっしゃることでしょう。
特に、初めて受験生をお持ちになる保護者様も不安が大きいはず。
そこで今回は、受験勉強にまつわる疑問についてお話します。
受験勉強は、いつから始める?
ある調査によると、約6割の先輩が中3の夏休みには受験勉強を始めています。本格的な受験勉強を始めるのは、中3の夏休み頃が一般的と言えそうです。
とは言え、受験勉強を始めるべきタイミングは、お子さまによって異なります。なぜなら、準備を始めるタイミングはお子さまの高校受験への考え方によって変わるためです。
「ワンランク上の学校に挑戦したい」「今のレベルにあった学校へ進みたい」など、お子さまによって考え方はさまざま。まずは受験についてどう考えているのかを話し合ってみましょう。
今はまだ具体的な志望校が決まっていないお子さまも、「苦手を解消しておく」「毎日勉強する習慣をつける」など、できることから始めておくと良いですね。
どのくらい勉強すればいい?
普段の予習・復習や宿題に加え、受験勉強では苦手な分野の勉強や英単語の暗記なども必要になってきます。
勉強時間は大体3~4時間ほどになると考えておきましょう。
また、平日と休日では勉強できる時間が変わってきます。計画がズレたときに修正できるよう、余裕をもたせてスケジュールを立てることもポイントです。
受験勉強は、なにから始める?
今からできる準備として、まずは中1、中2に習った範囲の復習から始めましょう。
基礎をしっかり固めておくことは、受験勉強だけではなく高校へ入った後の勉強にも役立ちます。教科書や問題集の基礎問題を解き、わからない部分や苦手な分野を少しずつ洗い出しておきましょう。
また、普段から授業に積極的に参加すること、提出物をきちんと出すことなども大切です。すべてを受験のためだけに行うわけではありませんが、テストの点数だけではなく、普段の生活態度にも気をつけられると良いでしょう。