中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
いよいよどの学年も授業が1年で一番難しくなる時期になってきました。
今年はコロナウイルス感染拡大の影響で、部活の時間が短くなったり、学校行事が無くなったりしたことで例年よりも時間にゆとりがあるのではないでしょうか。
だからこそ学力に差が出ます。また、この時期の単元の難しさがより学力差に拍車をかけます。
今回は、そんな大変な時期にあるお子様を、どのように保護者様の立場からサポート出来るかをご紹介します。
①自宅の勉強環境を整える
実は勉強する環境ってすごく大事なのです。お家の勉強環境は、集中して取り組めるようなものになっていますか。
テレビや携帯を見ながら勉強してしまうと、集中出来ませんし効率も悪くなってしまいます。
宿題が終わってからテレビを見る、時間を決めてゲームをするなど、メリハリをつけて勉強出来る環境を整えることが大切です。
気が散るものが目に入らないよう、机の上をキレイに片づけておくことも効果的でしょう。
②声掛けを行う
ふとした一言でやる気になったり、反対にやる気を失ってしまったりすること、ありますよね。
ついつい心配になり口うるさく言ってしまいがちですが、頭ごなしに「早く勉強しなさい!」と言われてしまうと、「今やろうと思っていたのに!」とお子様のやる気を削いでしまうことになりかねません。
「今日はどんな勉強をするの?」と取り組む内容について聞いてみたり、「この前より〇〇が出来るようになってるね!」などと具体的に伸びたところを褒めてあげるとやる気アップに繋がります。
③将来について話し合う
目標がはっきりしたとき、人は最もやる気になるものです。
どうして勉強しなければならないのかがわからずに勉強するのは辛いですよね。
どのような学校に進学したいかだけではなく、将来の夢について話し合うことも、内なるやる気を引き出してくれることでしょう。
やる気になって勉強すると、理解しようと一生懸命になりますし、覚えたことも忘れにくくなります。
単元が難しくなってくると、やる気をキープして勉強するのは難しくなっていきます。
保護者様のサポートがお子様のやる気にも繋がります。どれかやりやすいものを一つでも良いので取り入れてみてください。