中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
現在、世界中の教育現場でオンライン授業が広がりを見せています。日本でもインターネットを使って授業を受けることができる学校や学習塾が増えてきました。
すでに、ご自宅でオンライン授業を受けているお子様をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際にオンライン授業をやってみて保護者様やお子様が感じたことについてまとめてみました。
通学しなくて良いのがイイ!
一番のメリットは学校に行かなくても教育が受けられることです。通学時間の節約になるだけでなく、学校を欠席した場合、そして災害時にも、インターネット環境さえあればどこでも教育を受けることができます。
今回のコロナの影響で通学が不要であることの利便性を特に強く感じたことと思います。
質問がしやすい!
対面式での授業では、分からないことがあった場合にクラスメイトの前で発言することが必要です。
その為、大勢の前で発言するのに抵抗があるお子様は分からない部分をそのままにしがちな傾向にあります。
オンラインの場合、自分の分からない部分を個別チャット等を使って先生に直接聞くことも可能です。
このメリットを実感しているお子様は多いようです。
集中することができる!
先生側としての意見で多いのは、「生徒がそれぞれ自宅から参加しているので、近くの席の生徒と私語で盛り上がってしまうことが無い」です。
また、録画型の授業であればいつでも好きな時間に授業を受けられたり、何度も分からない部分を再生できます。これも集中力につながる大きなメリットです。
ここまでオンライン授業をやってみて良かった点を挙げてきましたが、オンライン授業をこれから検討する方に向けて、オンライン授業の今後の課題もお伝えします。
1.それぞれのインターネット環境による影響を受けやすい
2.実技を伴う教科は学習しにくい
3.兄弟や勉強部屋の有無など、家庭内の学習環境による影響を受けやすい
4.一人で学習することによるモチベーションの低下
これらの課題が、各家庭で対策できるものかどうか、一度考えてみるべきでしょう。特に、モチベーションに関する問題は「お子様にどういう目的で、何を勉強してほしいのか」を明確にしてから考える必要があります。
まだまだ課題の残るオンライン教育ですが、特徴を正しく理解し、それを解決していく必要があります。