受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
前回は、モチベーション曲線の書き方や分析の仕方を紹介しました。
モチベーション曲線を書くことで、自分の感情とやる気の関係がより明確になったかと思います。
ですが、モチベーション曲線が正確に描けるようになっても、分析をしっかりとできるようになっても、それをうまく勉強へと活かさなければ意味がありません。
そこで今回は、モチベーション曲線を活かしつつ、うまく勉強する方法を紹介していきます。
モチベーション曲線の活かし方
モチベーション曲線を書いて、自分のやる気が出るタイミングが掴めたのではないでしょうか。
そのタイミングを狙って勉強に取り組むと、勉強がはかどります。
とはいえ
- 帰宅後はリラックスしてしまい、いつもモチベーションが低い
- 土日になると気が抜けてしまうので、モチベーションが続かない
などといった悩みも出てくるかと思います。
そこで思い出して欲しいのが「どんなことがあった時にモチベーションが上がったか」です。
たとえば
- 勉強机を片付けた時にモチベーションが上がった
- 親や先生に褒められたときにモチベーションが上がった
- 楽しみな予定の前はモチベーションが高かった
などが挙げられるかと思います。
ポジティブな感情の時はモチベーションも高くなりますよね。
これを利用して、やる気をアップさせることができます。
たとえば、やる気が起きないときは数日後に楽しみな予定を作る、勉強前に部屋を掃除する、ご褒美を決めてから勉強に取り組む、など、自分でできるやる気アップの方法があります。
「なんだかやる気がでないから、今日は勉強をやめておこう」ではなく、自分のやる気が出るようなことをすれば良いのです。
運動・片付け・ご褒美などでも良いですし、仮眠をとると気持ちを切り替えて勉強ができるのであれば、15分ほど寝るのも良いと思います。
自分なりのやる気をアップさせる方法を見つけながら、意欲をもって勉強に取り組めるといいですね。
自分の感情と向き合いながらやる気を引き出して上手く勉強するために、お子様と一緒にまずはモチベーション曲線を書くことから、ぜひ挑戦してみてくださいね。