受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
今回は、お子様を褒めるベストなタイミングについてお話ししていきたいと思います。
行動するかしないかで伸びが変わる
お子様がやらなければならないことに自分の力だけで気づいたとき、親御さんも成長を感じて嬉しくなりますよね。
しかし、大切なのは「やらなくちゃ」のあとの行動です。
やらなくちゃと言うだけの子・実際にやる子
やるべきことがわかっていても、実際はなかなか行動に移せない子も多いのです。
行動しない理由
なぜ「やらなくちゃ」と自分で気づいたのに行動しないのでしょうか。
それは親御さんの褒めるタイミングが影響しているかもしれません。
「やらなくちゃ」と焦っている段階で褒められると、お子様はそれだけで満足してしまいます。
行動しなくても褒められたので“まぁいいか”となってしまうのです。
褒めるタイミングを徹底しましょう
やらなくちゃと“焦る気持ち”は、物事を円滑に進めるうえで重圧になりやすい感情です。
親の私たちは、なるべく焦らずに自分のペースで物事に取り組んで欲しいと思うもの。
また、やるべきことに自分の力だけで気づいてくれたことが嬉しくて、つい「やらなくちゃ」と焦っている最中に褒めていることがあるかと思います。
しかし、お子様のためにもこのタイミングで褒めるのはグッと我慢。
褒める時は行動が見られたときにする、を徹底しましょう。
これを繰り返すことで、無意識のうちに「行動すれば褒められる」「行動することが大切」ということがお子様のなかに定着していきます。
「やらなくちゃ」と自分で気づく⇒行動する⇒褒められる⇒次に行動する意欲が湧く
といった良いサイクルになるのです。
こまめに褒めるのはお子様がやる気を出すのに重要なことですが、ぜひベストなタイミングで褒めるのを意識してみてくださいね。