中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
5月中旬から5月下旬ごろに行われる中間テスト。
(学校によっては「第一考査」と呼ぶところもありますし、2学期制の学校では5月下旬から6月中旬ごろとなります。)
新学期が始まってからこれまでに学習した内容が定着しているか否か、学んだことを応用に活かせるかなどを確認するためのテストです。
年度初めの定期テストを頑張ると得られること
年度初めの定期テストは、比較的点数がとりやすいです。
テスト結果が通知表に反映され、通知表の内容を点数化した内申点は高校受験の合格を左右する要素の一つだというのは、みなさんご存じの通りです。
“だからこそ定期テストを頑張るべき”なのはそうなのですが、この年度初めの定期テストを頑張ることで得られるメリットがあります。
今回のテストは今年度のテストのスタートともいえるテストです。
そのスタートで良い点数がとれると、努力が目に見えて結果として現れるので勉強意欲が増します。
「勉強したくないな」「この教科、不得意なんだよな」と思いながら勉強するよりも「もっと勉強して点数を良くしたい」と思いながらのほうが、学力がアップしていくのは明白ですよね。
今から何ができる?
では、中間テストに向けて、今から何ができるのでしょうか。
中間テストが視野には入っているものの、まだ本格的なテスト勉強の期間ではない今の段階で、まずは無駄な時間を過ごしていないか、いちど振り返ってチェックしてみます。
だらだらとテレビを見ている時間がある、とくに用事はないけど友達とSNSでやりとりしている時間がある、といった子は、時間の無駄を排除するように心がけましょう。
また、今から学習計画を立てて、スムーズに勉強ができるような工夫も大切です。
基礎問題では、確実に点数をとりたいところ。基礎問題は何度も繰り返して勉強し、結果につなげるようにします。
苦手な科目は、勉強にも時間がかかるのが当然です。そのため、早めにテスト勉強を始めるのが吉。
自分ではなかなか分かりにくい科目があれば、学校の先生や塾の先生に聞くのも良いでしょう。
「まだ少し先」と思わずに、今日からでも定期テストに向けて勉強を始めてみましょう。