中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
テスト勉強の期間中は、毎日頑張って勉強していた子も多いかと思います。
ただ、定期テストが終わると、ほっとして学習習慣がまたゼロになってしまう子も見受けられます。
そこで今回は、テストが終わっても学習習慣を保ったままにするために、今できることや普段からやっておくべきことをお話していきますね。
無理のない範囲で勉強する時間を決める
テスト勉強中は普段よりも勉強時間を多くとっていたかと思いますが、テストが終わって部活も再開して、気持ちが勉強以外に向いている子もいます。
中学生は小学生と違い下校時間も遅いですし、自宅での学習に割ける時間も少ないですよね。
ただ、学習習慣をまたゼロにしてしまわないために、毎日の勉強する時間を決めておきましょう。
邪魔になるものを排除する
勉強する時間を決めたら、その時間はスマホやゲームなどの勉強の邪魔になるものを排除しましょう。
親に預ける、ロックのかかるケースに入れておく、スマホの電源を切るなど、いろいろな方法がありますが、ご家庭のライフスタイルや子どもの性格に合ったものが選べるといいですね。
誘惑となるものを排除することで、勉強に取り組みやすくなります。
また、勉強しやすい環境づくりも大切です。
好きな教科や簡単な教科から始める
学力をアップさせるには、苦手な教科に重点をおいて勉強するのがベストです。
とはいえ、学習習慣がしっかりと身についていない子や自ら進んで勉強しない子に、苦手なものから取り組ませるのは得策ではありません。
苦手なものからやらなければいけないと思うと、勉強が大変だと思ってしまいますし、勉強を始めることへのハードルもグッと上がります。
そのため、まずは好きな教科や簡単な教科から勉強し始めるようにしましょう。
定期テストの間違い直しや復習をする
今やってほしいことは、定期テストの間違い直しや復習です。
間違い直しは定期テスト前の勉強と違って、いつまでにどの範囲を終わらせないといけない・・といった期限がないため、気持ちに余裕をもって取り組めるはず。毎日少しずつでも良いので、間違った部分を復習していきましょう。
「行動する→できるようになる」といった達成感を少しずつでも実感できるような工夫をすると、勉強が楽しくなって毎日の勉強が苦ではなくなります。
学習習慣がしっかりと身についていると、受験に強い子になりますし、社会に出ても役立ちます。
この機会に、ぜひ学習習慣を継続させていくアプローチをしてみてくださいね。