中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の平田です。
今回は、「小学生のうちからできる中学準備」の紹介をしたいと思います。
「小学生のときは大体100点を取ることが出来ていたのに、中学生になったら途端に平均点をとることが難しくなった!」
という話はとてもよく聞きます。
どうしてそのようなことが起きるのでしょうか。
それは、「小学生のうちから中学準備をしてなかったから」ということが理由として考えられます。
では、どのような対策をするべきなのでしょうか。
まず、中学校から本格的に始まる英語の対策は必須です!
中学に入り一番最初のアルファベットを書く段階で早くも挫折してしまう子もいます。
小学生のうちに、大文字と小文字を正確に覚えることから始めてみましょう。
その際は、必ず4本線のノートを用意して書く練習をさせてください。
「`b’と`d’は似ているなあ。気をつけよう」
「`g’や`p’は上から3本目の線よりも下に突き抜けるんだ」
など、小学生のうちに気づくことができたら大成功です。
小学生のうちに出来ることはやってしまいましょう!
また、英語は簡単な文章も覚えてしまうと後々楽です。
例えば、
What color do you like?(あなたは何色が好きですか?)
という文章があるとします。
この文章を、理屈はとりあえず置いておいて、リズムで覚えてしまうのです。
そして中3の高校入試で、こんな並び替え問題が出たとします。
「あなたは何の言語を話すことができますか。」という意味になるように並び替えよ。
(speak / What / can / you / language / ?)
答えはWhat language can you speak ? です。
ところが、このような問題で間違えてしまう生徒が非常に多いです。
一番多い誤答例が、What can you speak language?です。
しかし、この問題は先ほどの What color do you like? が頭に入っていれば
そこまで難しい問題ではありません!
「What(何)」の後に来るのは「color(色)」だから、
この問題の場合も「What(何)」の後は「language(言語)」だ!と推理することが出来るのです。
この感覚はとても大事です。
小学生のうちから短い文章を覚える習慣を身につけていくと良いですね。
中学校の英語の授業や高校入試で勝つために、できる限りはやく英語対策をしていきましょう!