中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の丹下です。
もうすぐ1学期が終わってしまいますね。楽しい計画を立てて、夏休みを楽しみに待っているころかと思います。
また、この時期は通知表をもらいますね。
今回は「通知表をもらったら」をテーマにお話します。
学校の成績は、小・中学校ともに
- 関心意欲態度
- テスト点
この2つが主となって決まります。
関心意欲態度に関しては、
- 授業態度(居眠り、おしゃべりしてないかなど)
- 提出物(宿題の提出率、丸写ししていないか)
- 発言
の3つが含まれます。
これはどの科目にも基本的に共通しており、各科目の1つ目の項目にあたります。
まずはここをAや◎にしたいです。ここはテストの点数が関係ないところなので、誰でもよい評価をもらえるチャンスがあります。
通知表をもらったら、まずはここをチェックしましょう。
また、5段階の数字や総合評価ばかり目を向けている方が多いですが、
4~5個ほどある細かい項目が、前回と比べてどう変化したか必ず確認しましょう。
そこを確認すると、どこを気を付ければ5段階評価が変わるのか、ヒントが見つかるはずです。
担任の先生からのコメントもヒントになります。
特に小学生の方は担任の先生が全教科見ているので、コメントにどの科目のことが書かれているのかで、
やる気や頑張りがよくわかります。
さらに、通知表をもらって評価に疑問を感じたり、もっと良いと思っていたと少し不満に感じることはあるでしょうか?
少しでも納得がいかなかったら必ず先生に聞いてみましょう。
そこで評価が変わるというのはほとんどありませんが、次の学期に何をすればよいのか、はっきりしますし、
その質問する行動こそ、勉強への意欲を伝えることにつながります。
また、「自分は頑張っているのに評価がついてこないから」と、授業態度が悪くなってしまうことはありませんか?
それってすごくもったいないですよね?
努力しているのはみなさんそうだと思いますが、それがうまく伝わっていないだけかもしれません。
評価をつけるのは先生なので、その先生がどこを評価する先生なのかを知っておくのは大切です。
通知表はあくまでも「それまでの評価」です。
「もらって見るだけで終わり」ではもったいないです!
これから変えられるものなので、どこを変えられるか、どうすればよいか、もらったその日に次への対策を考えられるようにしましょう。