中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
新中学1年生のみなさんは中学生になって、小学生とのさまざまな違いを実感しているかと思います。
勉強面での大きな違いは、定期テストが始まること。
今回は新1年生の保護者の方にむけて、定期テストの重要性や準備の仕方についてお話ししていきます。
中学から始まる定期テストは重要?
当塾ブログ「中学生から始まる!定期テストってどんなもの?」で解説したように、定期テストは重要な役割をもっています。
- 通知表の評価に反映される
- 内申点に影響するため、高校受験の合否にも影響する
- 普段の学習の理解度をはかる
定期テストは、通知表や高校入試のときに大事になってくる内申点だけでなく、普段の学習がどこまで理解できているかを確認する機会でもあります。
そのため、しっかりと取り組むべきテストと言えるでしょう。
成功につながる準備
「テスト勉強ってどうすればいいの?」「するべき準備はある?」といった疑問をお持ちのお子様もいらっしゃるかと思います。
「テスト」というと、なんだか厳しく採点されているようで、少し緊張してしまうかもしれません。
また、自信がなくて不安に思うケースも。
しかし、どのような準備が定期テストの成功につながるのかを知り、行動することで、高得点をとれます。
定期テストの準備方法を下記にまとめましたので、チェックしていきましょう。
- 普段の授業の予習
(明日授業で勉強するところを予習します。あまり力を入れすぎずに、教科書を読む程度でかまいません。)
- 授業をしっかり聞く
(しっかりノートをとるのはもちろん、不安なところや重要なところにチェックを入れたり疑問があれば書いておいて、後で先生に質問するのもいいかと思います。)
- 今日勉強したところの復習をする
(学校で勉強したところを毎日かならず復習します。繰り返し学ぶことで、記憶の定着を図りながら、不安なところを早期に解決していきます。)
普段から上記のようなサイクルを作っておくことで、慌てずにテストに臨めます。
定期テストが近くなったら?
少なくとも定期テスト2週間前になったら、テスト勉強をスタートさせます。
テスト勉強は、学習計画を立てることから始めましょう。
さらに、いつものノートを見返したり、問題を解くのも有効です。
重要なのは問題を解くことよりも、間違い直しをすること・間違った問題を集中的に勉強することです。
「できない」「分からない」「覚えたか不安」の排除が、定期テスト成功のカギ。
そして、それを積み重ねることによって、受験勉強もスムーズにできるようになります。
最初の定期テストは戸惑いも多いかと思います。お子様が気持ちに余裕をもってテスト勉強ができるように、ぜひ参考にしてくださいね。