中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の柵木です。
中学生は定期テストで大変な時期ですね。
テスト直前になって「もっとやっておけばよかった」と思うお子さんもいるでしょう。
本来なら、普段からコツコツ暗記したりまとめたりしているべきです。
ただ、そんなこと言ってられないという時もありますよね。
今回は、今の時期にぴったりの「テスト直前に使える暗記方法」をお伝えします。
英語の教科書の文や、美術や音楽などの普段なかなか時間の取れない科目などの直前の確認に使える方法です。
1.まず、覚える(ノートやメモ帳などに書き出す)【英単語ならcat→cat→cat→…ではなくcat→dog→bird→…のように】
※その際、1つの内容ではなく、「10個~20個まとめて」覚えてください。
2.教科書などを閉じて、何も見ずに書き出してみる
3.教科書を開いて合っているか確認、間違っているものだけをまとめて覚える
4.②に戻る
を繰り返します。
大事なのは、覚えるときに「正解を見ながら書かない」ことです。
見て覚えたあと、教科書を閉じることで脳からしか知識が出てこない状態になります。
それで書けたならちゃんと脳には刻まれているということです。
暗記をするとき、ついつい覚えたい言葉をひたすら見ている人がいますが、
それよりも大事なのは、何度も覚えたいことを思いだそうとすることです。
あとはそれをどれだけ繰り返すかです。
ただ、もちろん人は忘れる生き物、付け焼き刃のように覚えたことなど次の日には忘れます。
そこで、暗記をした内容を定着させるために、もう1つのポイントは
「朝起きたら確認すること」です。これが非常に大事です。
人は寝ているとき、寝る直前のことを反復しています。
寝る直前に叩き込んだものは、少しは頭で反復されているはずです。
それを朝見直して、もう一度覚え直してみてください。
前日の夜よりは短い時間で覚えきることが出来るはずです。
テスト直前だからといって全範囲を1回通り見ても全部忘れてしまいます。
朝時間がなかったとしても、逆に1部分だけでも覚え直すと少しは変わります。
できれば、あらかじめテスト直前に覚えないといけないことをまとめておいて、直前はそれだけ覚える、
という対策ができればよいでしょう。
また、この暗記方法は、テスト直前だけではなく普段の勉強にも非常に有効です。
これを続けていたら記憶の定着もできます。
ぜひ、一度試してみてください。