中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
もうすぐ夏休み明け初めての定期テストですね。
今回は、テスト当日になって後悔してしまわないために、今やっておくべき準備についてお話ししていきます。
「ノー勉」はNG!テスト勉強を疎かにしない
定期テストが近づいてくると【定期テスト ノー勉】というキーワードでのWeb検索数が増えます。
これは何を意味しているかというと
「定期テスト直前だけど、全く勉強していない(ノー勉)…ヤバいかな?」と焦る人が増えて、同じような経験をした人でも「問題なかった」という体験を見て安心したい・・・と思う子が意外と多い
ということなのです。
厳しいことを言いますが「ノー勉」で高得点を取れる人はいません。
「でも、友達はノー勉で良い点数を取っていた」といった声も聞こえてきますが「勉強していない」といいつつ、本当は勉強しているのです。
テスト当日に焦ったり後悔しないように、今からでもテスト勉強をしっかりとしていきましょう。
とにかく苦手な問題を解く
定期テストのために、苦手な問題を解きましょう。解けば解いただけ自信がつきます。
とはいえ、解いただけで終わりにしてしまっては意味がありません。
問題を解く⇒丸つけをする⇒間違い直しをする
をワンセットにして、勉強を進めていきましょう。
間違った問題はノートに書き写して、ポイントをまとめるのも有効です。
「苦手=伸びしろ」ですので、分からないところを重点的に学習するようにしましょう。
繰り返しが重要
テスト当日までに、ワークのテスト範囲を3回は繰り返しましょう。
「エビングハウスの忘却曲線」で知られるように、人の記憶は時間とともに失われていきます。
20分後には58%、1日後には33%、6日後には25%の記憶しか残っていません。
だからこそ、繰り返しの学習が大切なのです。
定期テスト当日の自信はどこからくるのか。
それは学習を積み重ねることで生まれます。
「苦手な科目だけど、しっかり勉強したから大丈夫!」と思えるのが理想です。
テスト当日に後悔してしまわないように、しっかりと準備をしていきましょう。