中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
「苦手科目で点数を取るにはどうしたらいいんだろう・・・」
そんなふうに悩んでいるお子様もいらっしゃると思いますが、苦手科目は勉強すればしただけ点数アップができます。
今回は、苦手科目のテスト対策について一緒に確認していきましょう。
苦手科目は基礎を固める
テスト勉強をする際に、応用問題ばかり勉強していませんか。
苦手科目は、応用問題ばかり勉強しても効率が良くありません。
しっかりと基礎を固めることで、応用問題も解けるようになります。
基礎が分かっているつもりでも、じつは覚え間違いをしている可能性も。
「苦手科目は基礎!」を念頭に置いて、テスト勉強を始めましょう。
分かる部分と分からない部分を把握する
たとえば「数学は苦手」と一括りにしてしまわないで、苦手科目を細分化しましょう。
数学のすべてができない・分からないわけではなく、なかでも理解している単元や比較的得意な単元もあるはずです。
何が分かっていて、何が分からないのか、返ってきたテストを振り返ると把握しやすいかと思います。
自分の今の状態を把握するのは、効率良く学習を進めるうえで重要なのです。
早めにテスト勉強を始めて反復学習をする
エビングハウスの忘却曲線という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
- 【エビングハウスの忘却曲線】
- 最初に覚えた内容を覚え直すために必要な学習時間は、復習の機会が増えるほど少なくなる
つまり、1回目より2回目、2回目より3回目のほうが記憶に残っている量が増える、忘れにくくなる、ということです。
ここから、間違った問題を繰り返し解くこと、まだ覚えていないところや苦手な科目を繰り返し復習すること、の重要性が分かるかと思います。
苦手科目は、授業で使用したプリント・ワーク・問題集を利用して、間違った問題を何度も解きましょう。
苦手な科目は、ワークなどを少なくとも3周することを推奨しています。
「3周」となると、早めにテスト勉強を始めないといけませんよね。
「テスト勉強は2週間前から」と言われますが、苦手科目で点数をとるためには、もう少し早めにテスト勉強を始めても良いですね。
- 苦手科目を分析・分かるところと分からないところを把握する
- 苦手科目は基礎をしっかりと固める
- ワークや問題集などを3周する
上記のことに気をつけながら、伸びしろがたくさんある苦手科目のテスト勉強を進めていきましょう。