中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の島です。
新学年が始まってもう2か月が経とうとしています。学校生活には慣れてきましたか。
3期制の学校ではそろそろこの学年初めての定期テストがあります。
そこで、本日は「中学生のテスト直しのやり方」をご紹介致します。
新しい学年になってから初めての大きなテスト、心配ですよね。
「よし!テスト終わったから、次から頑張る!」ではなく、テストが終わったらすぐに間違い直しをしましょう。
今までのテスト返しを思い出して欲しいのですが、みなさんはどのように間違えた問題を直していますか?
大体の方は回答用紙に赤ペンで正しい答えを書き込んでいたかと思います。
ただ、それだけでは答えを写しただけです。
これで間違い直しをやった気になっていませんか。
皆さんに考えて欲しいことは「次に同じ間違えをしないためにどうするか」です。
まず、正しいテストの間違い直しについて説明します。
必要な物は
- テストの問題用紙と回答用紙
- ノート(教科ごと分けてあるとGood!!)
です。
始めに、テストの問題や回答用紙に書いてある途中式や答えはそのままにしておきましょう。
そして、間違えた問題をノートに書き写し、解き直しをしましょう。
ここで一番重要なのが「なぜこの問題を間違えたのか」を考え、理解することです。
問題の間違え方によって、直し方を2つのパターンに分けることが出来ます。
1つ目が、ケアレスミスの場合です。
ケアレスミスの場合、やり方は分かっているので、もう一度やり直してみましょう。
ケアレスミスによる間違いの多いお子さんは、自分がどういうところで間違えやすいのかを探すつもりで解き直せると良いでしょう。
2つ目は、解き方がわからない場合です。
この場合は、次のことに注意して解きなおしてみてください。
①要点をまとめる→公式や例題の解き方を参考に解いてみる。
②解説をみてみる→学校のワークなどの回答には、解き方の解説がわかりやすく書いてあります。まず、解説の解き方を真似してみる。
③わからない問題は先生に聞く→まず、自分で解き切る努力をしてみましょう。どうしても出来なければ、塾の先生や学校の先生に恥ずかしがらず聞いてみましょう。
受験生になると、定期テスト以外にも外部に模試を受けに行ったり、テストを受ける回数が増えます。
その度に評価をされるような気がして、落ち込んだりすることもあります。
ですが、本当にやらなければいけないのは落ち込むことではなく、このテスト直しなのです。
テスト直しは、自分が苦手なところを重点的に復習することが出来る効率の良い勉強方法なのです。
このテスト直しの習慣があるかどうかによってこれからの勉強の効率は変わってきます。
まだ受験生ではない方も1年後、2年後の高校入試で全力が出せるように今から取り組んでいきましょう。