中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
「あまり点数が良くなかったから、返ってきたテストを見たくない」
「今回は良い点数を取れなかったから、すぐ次に進みたい」
そのように思うお子様もいらっしゃると思います。
しかし、テスト後は学力をアップさせる大きなチャンスです。
そこで今回は、テスト後にやるべき「間違い直し」のやり方について、お話をしていきますね。
どう間違ったのかを確認する
同じ問題の間違いでも、公式を覚えていなくて間違った子もいれば、簡単な計算間違い(ケアレスミス)の子もいます。
間違いを正し、繰り返さないためにも、自分がどう間違ったのかを確認するのは大切です。
間違った問題のポイントをまとめる
つぎに、間違った問題のポイントをまとめましょう。
これは、類似問題に対応できるようにするためです。
「どのように考えるべきだったのか」「何を覚えれば良いのか」がノートにまとまっていれば、スムーズに覚えられます。
間違い直しのノートは、専用のものを作りましょう。
とくに完璧主義の子やプライドの高い子だと「弱点や欠点・間違いを集めたノートなんてイヤ」と感じてしまうかもしれません。
しかし、自分を確実にレベルアップさせる、自分だけの参考書になります。
間違いのポイントをコツコツとノートに集めた努力は、後に自分の強みなりますよ。
正解でも解き直す
正解した問題でも、すべてが自信をもって回答できたわけではないと思います。
「あれ?これで合ってるかな?」
「たぶん、こうだと思うけど…」
と、自信がないまま回答した問題も、なかにはありますよね。
そのように、不安な問題や解いたときに自信がなかった問題も、間違った問題と同様に解き直しましょう。
理解を深め、記憶を定着させるのに役立ちます。