受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
こんにちは!個人指導専門塾の岡田です。
前回、前々回の記事では英語と数学のテスト勉強について説明しました。
今回は理科と社会について私から伝えたい勉強法があります。
暗記科目が苦手な生徒さんの特徴として挙げられるのが、「教科書やノートの内容を一字一句暗記しようとする」です。
そういったやり方も大切ではありますが、より効率的に暗記し理解できれば、より多くの語句や内容について、やる気を維持したまま勉強を継続することができます。
その効率的な勉強法として、以前の記事で私が紹介した「逆さ暗記法」があります。
この逆さ暗記法とは、理科や社会に出てくる語句について、ノートの1ページの左半分にそれぞれ日付、語句、テキスト名、問題番号を記入し、ノートの右半分にはその語句の説明を記入していくものです。
この暗記法を進める利点は以下のようなものがあります。
・類似した語句のどこが違うのかに注目することができる。(例:徳川家康と徳川家光、単子葉類と双子葉類など)
・テスト前のノート提出の時、ノート点による内申点アップを狙うことができる。
では、実際にどのようにやればいいのか説明していきます。
- 教科書やワークで出てきた分からない単語にマーカーペンで線を引く。
- そのページで線を引いた単語を、ノートの左半分に1行につき1単語で書き並べる。(その際にノートの真ん中に折り目を付けておき、右側と左側をわかりやすくすると良いです。)
- 折り目を付けた右側のスペースに、その単語の特徴や性質の説明を書く。
- 説明部分を隠して一度読んで暗唱⇒その後、紙を別で用意してそこに説明を書いてみる。
- 間違えたら、その箇所に線を引く。
- 正解するまで①~⑤を繰り返す。
この方法をテスト2~3週間前に繰り返し進めてみましょう!そうすることで今まで覚えてきた知識の整理ができる上に、記述問題にも対応できるようになります。
実際にこのやり方を試した私の教室の生徒の内、テストの点数を理科と社会でそれぞれ10点以上上げた生徒さんもいます。
理科と社会の勉強のやり方が分からず、立ちすくんでいるお子さんや保護者の方にぜひこのやり方を実践してもらい、万全な状態でテストに臨んでほしいと思います!