中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の島です。
梅雨に入り、ジメジメした日が続いていますね。
そんな中、3期制の中学校では今月末に期末テストがやってきます。
今回は「テストに向けて出来る、学校のワークを使った勉強法」をご紹介します。
「この前終わったばっかりなのに、またテストだから・・・。」と言い訳して
なかなかテスト勉強に手を付けないお子さんはよく言います。
みなさんのお子さんはいかがでしょうか。
とくに中学一年生のお子さんは、まだ学校の定期テストに慣れておらず、
テスト勉強は何をしたら良いのかがよくわかっていないことも多いです。
「テスト前はこういう勉強をしたらうまくいく」という成功体験がまだ無いからです。
もし「テスト前にどうやって勉強していいかわからない」と言っていたら、
まず学校のワークを進めることをおすすめしましょう。
次のテストで出題される範囲は、学校で今習っているところです。
学校で習ったところは、家で復習がてら進めることができるはずです。
今のうちに、できるところは進めましょう。
そして、学校のワークは、最低でもテスト1週間前までに終わらせておきましょう。
学校のワークを一通り終わらせることが出来たら、次は繰り返し反復練習をしてください。
一回の復習だけでは、定着させることは難しいです。
なので、2回3回と繰り返し解き直しましょう。
ただ、今までテスト勉強をきちんとやっていなかったお子さんにとっては、
もしかしたら範囲の全てを何回も解き直すことは時間的に苦しく感じてしまうかもしれません。
なので、一通り学校のワークが終わったら
2回目は1回目間違えた問題だけを解き直す、3回目は1回目も2回目も間違えてしまった問題だけを解き直す
のように間違い直しを繰り返すという方法もあります。
(間違い直しのやり方・有効性についてはこちらの記事を参考にしてください。→「何のために間違い直しをするの?」)
今すぐに1時間、2時間家庭学習をすることは難しいですが、普段の授業に沿って学校のワークを復習するだけであれば、
15~30分程度で可能かと思います。
家庭学習をしているお子さんを褒めてあげる時は、
時間をかけているということのみだけではなく、どんな勉強をしているのか、「勉強の質」にも注目してあげていただければと思います。