中間テストの結果が返ってきたら、点数より先に確認したい3つのこと

中間テストが終わり、結果が返ってくる時期になりました。思っていたより点数がよかった子もいれば、頑張ったつもりなのに結果につながらなかった子もいるでしょう。

保護者の方としても、点数を見て安心したり、思わず「もっと頑張れたんじゃないの?」と言いたくなったりすることがあるかもしれません。

もちろん、点数は大切です。ただ、テストの結果を次の成績アップにつなげるためには、点数だけを見て終わりにしないことが重要です。

 

テストは、今の実力を測るだけでなく、次に何をすればよいかを教えてくれる材料でもあります。

今回は、テストが返ってきたときに確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。

点数だけでなく、「どこで失点したか」を見る

例えば、数学で70点を取った子がいたとします。

この70点という数字だけでは、何を勉強すればよいのかは分かりません。

計算問題はほとんど正解していたけれど、文章題で点を落としたのか。それとも、解き方は分かっていたのに計算ミスが多かったのか。あるいは、テスト範囲の後半を十分に勉強できていなかったのか。

原因によって、次に取り組むべき勉強は変わります。

計算ミスが多かったのであれば、難しい問題に挑戦する前に、途中式を丁寧に書く練習が必要かもしれません。文章題が苦手なら、問題文から必要な情報を読み取る練習が必要です。

大切なのは、間違えた問題を見て「できなかった」と判断するだけでなく、「なぜできなかったのか」まで考えることです。

保護者の方も、「何点だったの?」だけでなく、「どんな問題が難しかった?」と聞いてみると、次の勉強につながる話ができるかもしれません。

「勉強したのにできなかった」ときは、勉強の中身を振り返る

子どもが「ちゃんと勉強したのに、点数が上がらなかった」と話すことがあります。

そんなとき、すぐに「勉強時間が足りなかったんじゃない?」と考えてしまうかもしれません。

しかし、勉強した時間が長くても、取り組み方によって結果は変わります。

例えば、ワークを一度解いて丸つけをし、正しい答えを書き込んで終わりにしていた場合、実際には自力で解けるようになっていない問題が残っているかもしれません。

また、覚えたつもりでも、何も見ずに答えられるかを確認していなければ、テスト本番で思い出せないこともあります。

こうした場合、必要なのは単純に勉強時間を増やすことではなく、勉強の仕方を変えることです。

間違えた問題を、翌日や数日後にもう一度解いてみる。暗記した内容を、何も見ずに思い出してみる。こうした確認を取り入れるだけでも、学習の質を見直すきっかけになります。

結果が振るわなかったときこそ、努力そのものを否定するのではなく、その努力が得点につながる方法になっていたかを考えてみましょう。

次のテストに向けて、変えることを一つ決める

テストの振り返りをすると、「もっと勉強する」「次は頑張る」といった目標を立てることがあります。

もちろん、前向きな気持ちは大切です。しかし、これだけでは具体的に何を変えればよいのかが分かりません。

例えば、次のような目標にすると、行動に移しやすくなります。

  • ワークを一度解いて終わりにせず、間違えた問題をもう一度解く。
  • 英単語は、書き写すだけでなく、何も見ずに書けるか確認する。
  • 分からない問題をそのままにせず、授業や家庭学習で確認する。

一度にたくさんのことを変えようとする必要はありません。今回のテストで見つかった課題の中から、次のテストまでに改善することを一つ決めてみましょう。

保護者の方が一緒に振り返る場合も、「次はもっと頑張ろうね」で終わらせず、「次のテストでは、何を一つ変えてみようか?」と問いかけてみるのがおすすめです。

テストの結果は、子どもの能力を決めつけるためのものではありません。今の勉強の仕方を見直し、次の一歩を考えるための材料です。

点数がよかった場合も、思うようにいかなかった場合も、結果を見て終わりにせず、次の行動につなげることが大切です。

テストが終わった後の振り返りも、次のテストに向けた勉強の一部。 今回の結果を、次の成長につなげていきましょう。

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