中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の坂口です。
今の学年も残りあと少しですね。
それに伴い、進級するにあたって色々な期待や不安が出てくる頃ではないでしょうか。
そこで今回は、来年中学生になる小学校6年生のお子さんをお持ちの保護者の方に向けて、お話をさせて頂きます。
中学生になると何が変わるか。
部活が始まり、その中で先輩後輩の上下関係が生まれたり、英語が本格的に教科となったり。
変化はたくさんありますが、その中でも大きな変化のひとつに「定期テストが始まる」があります。
小学生の時は、一つの単元を終えるとすぐにテストだったのが、
中学生になると、一ヶ月半~二ヶ月ぐらいの範囲を一度にテストします。
つまり、一度のテストで出題される範囲が膨大になります。
また、一度に5教科または学期末などには7~9教科のテストを行うところがほとんどです。
しかも、テスト範囲が発表されるのはたった一、二週間前で、テストの時に提出する宿題もたくさんあります。
この定期テストを乗り越えるためには、どうすれば良いのでしょうか。
勘違いしてしまいがちなのですが、定期テストの前だけ頑張っても意味はありません。
最も重要なのがテスト期間の前から「最後の確認だけすればいいノートを作っておく」ことと、
「直前の限られた時間にやり直す問題が絞ってある」状態にしておくことです。
そのためには、復習を日々の習慣にする必要があります。
普段、授業で覚えたことをその日に復習しましょう。
その習慣を手にする為には、まずは中学生になる前のこの時期に
普段から家で机に向かう習慣を身につけておく必要があります。
「中学生になると、これまでとは根本的に勉強のやり方を変える必要がある」ということを知らないと
気がついたらあっという間に周りと差が出来て、ついていけなくなってしまいます。
中学生になってすぐは、慣れない環境で特に疲れやすくなります。
中学生になって極端に昼寝が多くなってしまうこともあります。
初めは本当に肝心です。
新しい環境に飛び込むとき、勿論慣れない環境に気疲れすることもありますが、
わくわくした気持ちや挑戦したいという気持ちも感じると思います。
お子さんのポジティブな気持ちに保護者の方は注目して、一緒にわくわくしてあげましょう。
不安や疲れの下に隠れているそのポジティブな気持ちを引き出して共有することで、
その気持ちを育ててあげることが出来ます。
まずは、中学生になってからの話をして、どんな勉強が今から必要なのかぜひ話し合ってみてください。