中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは!個人指導専門塾の岡田です。
新年度を迎え、数日が経ちました。入学式やクラス替えを経て、新しいお友だちと出会う時期です。
私の教室も、新年度に合わせて入塾してくれた生徒を迎え、以前にも増してより活気が感じられます。
この新年度の幕開けに合わせて、小学校低学年のお子さんをお持ちの保護者の方に知ってもらいたいことがあります。
勉強は、これから学年が上がるにつれて必要な学習量が増えていき、各単元が複雑で難しくなっていきます。
「勉強しなさい」「宿題しなさい」と口酸っぱく言う事もあると思います。
しかしこれでは、子どもにとっても親にとってもストレスがたまるだけです。
そのため、小学校低学年のお子さんがこの1年でやるべきことは、「自分から」「毎日」勉強に取り組む癖をつけることです。
「時間は短くても毎日やるもの」という考えを子どもの頭の中に刷り込ませることが重要です。
しかし、それを自発的にできる子どもはなかなかいません。
そこで親のサポートが必要になってきます。
では、具体的にどのようなサポートをしていけばいいのでしょうか?
まずは思う存分遊んで良い時間と、家のルールに従う時間を子どもと決めて約束しましょう。
おすすめは、「帰宅後すぐに30分」のように固定の時間を作り、それから遊ぶ時間、夕食の時間、テレビやゲームをする時間・・・というようにパズルのピースを埋めるようにそれぞれ約束していくことです。
ポイントは「イヤなことを先に終わらせれば思い切り楽しめばいいんだ。」と子どもに思わせることです。
次に大事になってくるのが、続けていくための勉強内容です。
「勉強=いやなこと」というハードルを下げるために、「書いて勉強する」以外の勉強方法も取り入れてあげると良いでしょう。
例えば、帰宅してきた子どもに「今日やった勉強の内容を読み聞かせて!」と毎日たずねてみましょう。
こういった音読を継続していくことで、低学年に必須な国語力や、将来必須となってくるコミュニケーション能力の発達にもつながります。
子どもたちの「自分から」「毎日」する勉強において大切なのは、気持ち良く楽しく勉強できる環境を保護者の方が一緒に作ってあげる事です。
是非低学年のお子さんに楽しんで勉強してもらえるように試してみてください!