中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の三井です。
最近すっかり寒くなってきましたね。
季節の変わり目で風邪を引いてしまうお子様が多いので、
手洗いうがいはしっかりと行いましょう!
今回から3回にわたって、
「勉強」を少しでも楽しくさせる方法についてお話ししていきます!
というのも、私の教室で、保護者様からこのような意見をよく伺うからです。
「うちの子には勉強を嫌いになってほしくない。」
『勉強=辛いもの』だと感じている子どもが多いと実感させられます。
そして、そんな勉強嫌いの子どもたちには共通していることがあります。
それは、『勉強の中に楽しさを見出せていない』ということです。
「分かる」楽しさ、好奇心の追求、テストで良い点を取った時の達成感
これらを感じられれば勉強が楽しくなり、
自分から勉強ができるようになるのですが、
そこへ行きつく前に挫折してしまっている子どもたちが多いのも事実です。
じゃあそんな子どもたちにはどうすればいいのか。
勉強した「結果」に楽しさを見出させるより先に、
まずは勉強そのものを楽しくできるようにしてみましょう!
かの有名なディズニー映画、「メリー・ポピンズ」の中で、このような言葉があります。
‟辛い仕事さえ楽しくなる
甘いお菓子食べるように
そうね ちょっぴり砂糖があるだけで
苦い薬も飲めるのよ”
勉強が子どもたちにとってあまりにも苦い薬であるのなら、
ちょっぴり砂糖を足してみましょうと!
まずは「勉強する」という行動に向かわせる動機を作ってあげる。
そこから勉強に対する嫌悪感を少しずつ無くしていくのが
有効策だと思われます。
では、具体的になにからしてあげればいいのか。
動機付けをする方法はいくつもありますが、その中でも簡単にできる方法を
1つご紹介させていただきます。
それは、̪シャーペンやノートなどの勉強用具で新しい良いものを用意してあげてみましょう!
本当に些細なことのように感じるかもしれません。
ですが、以下のようなことを経験したことはないでしょうか?
「すごく気に入った靴を買ったから、早くこれを履いて遊びに出かけたい」
「新しい傘を買ったから、雨の日が待ち遠しい」
これは子どもたちの勉強へのモチベーションへの繋がりにも同じことが言えます。
実際に私が担当している教室でも、こんな事例があります。
一人の中学生の男の子が、
「おれ、最近家でめっちゃ勉強できてんだよ!」と言ってくれました。
話を聞くとシャーペンと筆箱を新しいものに変え、
それを使いたいから家で勉強しているとその子は言ってくれました。
勉強に前向きになってもらうために、
まずはこういった点から行ってみてはどうでしょうか。
他にも勉強を楽しくするための方法はいくつかあります。
それはまた次回お話していきますね!