中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の柵木です。
夏休みももう4分の1が終わってしまいましたね。
「もう宿題終わったよ」という声も聞きます。
宿題は早めに終わらせて、夏休みを楽しむ時間も大いにとってもらいたいものです。
この時期、時間が空きすぎてダラダラとしてしまい、
「長時間机に向かったのに進んだページはちょっとだけ・・・」ということも起こりがちです。
そこで、今回は時間を有効に活用する方法をご紹介します。
特別なものは必要ないです。
その方法とは「時間を測って勉強する」ということです。
必要なものは「タイマー」です(キッチンタイマーのようなものでいいです)。
内容は単純です。
①テキストを準備
②タイマーをセット(20~30分)
③解き始める
④タイマーが鳴ったら「テキストに線を入れる」←ここが重要
⑤タイマーをセット(20~30分)
以降、③~⑤を繰り返す。
目的は「メリハリをつけること」「どれくらいの問題、ページを何分で進められるか目視すること」です。
メリハリは大事です。
分からない問題をいつまでもダラダラと考えてしまうときはないでしょうか。
勉強時間と一緒に休憩時間も設定しないと、いつまでもダラダラと過ごしてしまいます。
さらに、20分ごと、30分ごとに線を入れることで「自分は20分でどれくらい進むのか」がわかります。
すると、「前は20分で20問、今日は20分で15問!じゃあ次は……」みたいに少しずつ成長を感じることもできます(ゲーム感覚で勉強が出来ます)。
このように今まで勉強には使ってなかったものを利用することで、
効率よくなること、やる気が出るということはよくあります。
新しい文房具を買ってもらったら少し勉強してみようかな、と思うものです。
考えることが大事、を「考えれば勉強なんだ」と勘違いして1つの問題に10分20分と時間を取り、
時間だけで勉強した気になって宿題も終わらず……という子は多いです。
時間を決めて効率よく勉強しましょう。