冬休みこそ注意すべき「学習習慣の維持」
今回は「集中力を高める方法」についてお話します。
集中したい時、みなさんは何かしていることはありますか?
好きなことをしているときは自然と集中出来るものですが、好きではないこと、
むしろ嫌いなことをはじめるときは、ついダラダラしてしまいますよね。
まず、作業をする前に、2つのことを意識しましょう。
集中力を高めるために、やるべき2つのこと。それは、
- 計画を立てる
- 環境を整える
です!
計画とは、「①何をやるのか、②何時から何時までやるのか、③どこまでやるのか」をあらかじめ決めておくことです。
その中でもコツをお伝えします。
特に前日までに決めておくとさらに良いですね。
量や時間は細かく具体的に決めることを意識しましょう。
びっしり詰め込むことは避けて、適度に休憩を入れます。
大事なのは、休憩を取るルールを決めることです。
例えば「15分進めたら」とかではなく、
「ワークを1ページ進めら」とか「単語を2個覚えたら」と行動した内容で決めましょう。
また、決めたことを紙に書いておくのも良いですね。
目に見えるところに貼っておいて出来たものに線を引いて消していったりすると、終わった勉強が目に見えて確認できて達成感が得られるでしょう。
2つ目のポイントは、立てた計画をスムーズに実行するために、作業できる環境を整えることです。
作業を行う場所には、必要なもの以外の物を置かないことが1番大切です。
1.必要ないものは手の届く位置には置かない
2.必要なものを最初にすべて用意をしておく
まずは、必要ないものは置かない。
これは当然ですよね。スマホ、マンガ、ゲームなどは手の届く位置(その部屋の中)に置いてはいけません。
今の時代、スマホは特に要注意です。可能であれば保護者の方が預かる方法が一番良いでしょう
皆さんも経験あると思いますが、アプリを見始めると時間はあっという間に過ぎてしまいます。
また、余計な音にも要注意です。テレビの中から楽しそうな会話が聞こえてくると、つい手を止めて聞き耳を立ててしまいますよね。
必要なものをすべて用意しておくことも重要です。
例えば、「辞書が必要だ、取りに行こう」「シャープの芯がなくなった、入れ替えよう」
たったこれだけのことでも、集中力は途切れてしまいます。
余計な挙動をしなくても済むように、机の上で完結するような環境を用意しましょう。
このように、集中するもしないも、できるもできないも、自分の環境設定次第でコントロールできるのです。
どうすれば集中して勉強に取り組めるのか、いろいろ試しながらそれぞれの集中の仕方を見つけていってくださいね。