【小学6年生】中学生になったときに勉強に苦手意識をもたないために|数学編

小学校6年生のみなさんは来春から中学生ですね。

制服や運動着の採寸をしたり、入学準備に取り掛かる時期かと思います。

今回は、小学6年生のみなさんが中学生になったときに、勉強に苦手意識をもってしまわないために今からできる準備を2回に分けてお話ししていきます。

1回目は、数学についてです。

中学にいくと算数から数学に変わる!

小学校では算数を学んでいますが、中学校では数学に変わります。

どちらも数や形を扱う科目といった点は同じですが、目的に違いがあります。

算数:日常生活で必要な計算ができるようになる

数学:日常では使用しない抽象的なものを使い、理解しあらわせるようになる

 

具体的な場面が想定されて、個数や距離などの答えを出す算数に対して、数字や記号を使って理論的に説明する必要があるのが数学です。

また、正しい答えを導くのが算数ですが、その過程を説明することが大切になってくるのが数学ともいえます。

数学になると起こりやすい苦手意識

算数から数学になることで、苦手意識も起こりやすくなります。

「数学=算数の延長」といったイメージを持つ方も多いですし、位置づけとしてはそうなのですが、数学はあくまでも答えにたどり着くプロセスを重視したものとなります。

 

そのため、算数が得意でも数学でつまずいて苦手意識をもってしまう子も少なくありません。

今からできる準備

中学に入ってから数学に苦手意識をもってしまわないために、今からできる準備をしていきましょう。

算数・数学は積み重ねの科目です。算数で得た知識を数学でも使用しますので、今の段階で分からないものがないようにしておくのが大切です。

 

また、算数を「どうしてその答えが導き出されるのか」といった視点を意識しながら勉強しておくことで、数学にスムーズに移行できるようになります。

公式の暗記は大切ですが、ただ丸暗記するのではなく、その公式が成り立つ理由・証明まで理解しておくと良いかと思います。

 

「中学になると数学が難しくなる」と構え過ぎてしまうと、返って苦手意識を助長することにもなりかねません。

「勉強は難しくなるけど、一つずつ着実に覚えれば大丈夫」といった心構えもしておくと良いですね。

お問い合わせ・無料体験申し込みはこちら

お問い合わせ