中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
夏休みは集中して勉強をする絶好のチャンス。
とはいえ、7月中はあまり勉強できていないお子様もいるかと思います。残りの夏休み期間を充実させられるような工夫が必要です。
子ども自身ができること
順調に勉強が進んでいる子もそうでない子も、この段階で一度、夏休みの学習計画を見直しましょう。
「もう少し時間を増やせるかも」「このままでは計画倒れになってしまう」など、学習計画をみていくと気付くことがあるかと思います。
勉強が遅れている子は「遅れているからもうダメだ」ではなく、計画を修正してここから頑張れば良いのです。
毎日の勉強を“ノルマ”ではなく“習慣化”するイメージを持ちましょう。
お子様の性格によっては、「修正する」というより「新しく今日からの学習計画を作る」のも有効。
登山と同じで、何事も一歩一歩が大切です。一歩進まなければ頂上へはたどり着けないのと同時に、一歩ずつ踏み出せば必ずたどり着けます。
子どもの勉強のために親ができること
自己肯定感がアップすると「しなくてはならない」が「したい」に変わります。
親御さんは、お子様の勉強時間や学習内容を管理するのではなく、徹底的に【サポート】しましょう。
お子様が一人ではなかなか勉強できないのであれば、塾を利用する、図書館で勉強をする、といった方法も良いかと思います。
また、計画通りに勉強できていなくても、まずは勉強したこと自体を褒めてあげてください。
そのうえで「明日は10分増やしてみようか」「間違った問題を集中的に復習すると効率が良いんだって」「〇〇くん(ちゃん)ならできるよ」といった声掛けも大切です。
- まずは行動を褒める
- 効率の良い勉強の提案
- 励まし
の3点を意識して声掛けをできるといいですね。
また、お子様へのご褒美の一環として、親子で楽しく過ごす時間も確保していただけたらと思います。
勉強も遊びも充実した夏休みが過ごせるように、お子様のサポートをしていきましょう。