中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
本日は、勉強場面ではもちろん私生活でも役立つ、『目標の決め方』についてお伝えしていきます。
皆さん、突然ですがスモールゴールという言葉をご存じでしょうか。
スモールゴールとは、大きな目標を達成するために作る小さな目標のことです。
例えば「〇〇高校に合格する」という目標の場合、スモールゴールは、
- 「直前の模試でA判定をとる」
- 「3年生2学期の期末テストで偏差値60をとる」
- 「次のテストで英語の偏差値を+3にする」
のように決めることが出来ます。
そして、次のテストで英語の偏差値を+3するための行動目標を決めていきます。
スモールゴールを決めることで、すべき行動をより明確にすることが出来るのです。
さて、ここで皆さんに質問です。目標を決めるとき、達成する期日は決めていますか。
というのも、期日が曖昧だとなんとなく目標に向かうことしか出来ず、だらけてしまう傾向があるからです。
なので、スモールゴールを設定するときは、意識的に期日もいっしょに決めるようにしましょう。
「テスト2週間前までに学校のワークを終わらせる。」「3週間前までにワークの基本問題は全て終わらせる。」「明日まで、ワークの基本問題を4ページ進める。」
このように「~までに」という言葉を入れると、行動しやすくなります。
せっかく目標を立てるのなら、勿論達成したいですよね。
一見、「今の成績ではむずかしいかもしれない」と思ってしまうようなことでも、
スモールゴールを設定してひとつひとつクリアすることが出来れば、いつの間にか大きな目標を達成出来てしまうものです。
ぜひ、今後目標を決めるときの参考にしてみてください。