中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
試験本番が刻一刻と近づいてきていますね。
今回も前回に引き続き、私立受験1か月前にやるべき勉強についてお話していきます。
新しい問題集には手を出さない
今の時期、本屋さんに行くと「入試1週間前でも間に合う!」など、魅力的なタイトルの参考書が多く並んでいます。
しかし、本番直前に新しい問題集に手を出してしまうと余計な焦りを生んでしまうことも。
新しいものに取り組むよりも、今まで解いてきた参考書や答案を見直したり、解答の添削をしたりなど、今あるものに徹底的に取り組みましょう。
また、
- ケアレスミスや問題の取り違えをしていないか
- ミスした問題は何を間違えたのか理解しているか
など、一つ一つ不安材料をつぶしていきましょう。
地道な努力が、得点力アップにつながります。
起床時間に注意する
本番が近くなってくると、焦ってしまい、夜遅くまで勉強しようとする方がいます。
ですが、無理して夜更かしして今までの生活サイクルを崩してしまうと、朝きちんと起きられずいまいち頭がよく働かないということにもなりかねません。
入試本番は朝から問題を解かなくてはなりませんよね。
本番にもきちんと対応出来るような生活サイクルに慣れておくと、本番も落ち着いて迎えられます。
強い意志を持って勉強に取り組む
皆さんの中には、今回の試験が第一志望ではなく、滑り止めだと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、「第一志望ではないから過去問は取り組まなくても大丈夫」「模試では良い判定が出ていたから対策しなくても大丈夫」などと甘く見ていると危険です。
受かったら通うかもしれない学校です。
「必ず合格してみせる」という強い意志を持って勉強に臨み、本番を迎えるようにしてください。
本命校の試験につながるものだと捉え、気を抜かず、集中して取り組んでくださいね。
いかがでしたか。
本番が近づいてくると焦ってしまうものです。そんな中でも落ち着いて、自分の苦手や不安を一つずつ解消していくことが肝要です。
漠然と取り組まず、限られた時間を効果的に使うよう意識しましょう。
もちろん、体調管理にも気をつけて風邪をひかないよう過ごしてくださいね。