受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
1 月も半分が過ぎ、私立入試まで残り2~3週間です。
受験生の皆さんはどうしても焦ってしまう時期ですが、落ち着いて1問1問丁寧に向きあいましょう。
その一方、「私立単願だから」「受験科目が少ないから」と学校の勉強を、疎かにしている子はいませんか。
私立受験は独特な問題が多いです。
そのため、志望校の過去問を解くことが大切ですが、
だからといって学校の授業に意味がないわけではありません。
学校の授業というのは、ひとりではスムーズに解けない問題の解き方を理屈から教えてくれたり、
自分ひとりでは見落としてしまうような気づきがある、大事な時間なのです。
その授業の時間に、ひとりでできる他の勉強をやったり、
ましてや居眠りするなんていうのは非常にもったいないです。
また、この時期の学校の授業で学習する内容が、試験で出題されないとは限りません。
自分で勉強しているだけでは、試験で思いもよらない範囲が出たら困ってしまいますよね。
勉強する幅を増やすという意味でも学校の授業は意味があるのです。
そして、この時期、受験のために授業ではあえて過去を振り返る授業をするところが多いです。
この振り返った時に「あれ?」と思い出すことは多々あることです。
大丈夫と思った教科でも忘れていたり、この時期でも新しい発見はあります。
要は全てが受験に繋がっているということです。
同時に疎かにしてもいいものは一つもないということでもあります。
こんなことわざもあります。
「神は細部に宿る。」
言い換えるなら、「合格への道はもったいない取りこぼしをなくすこと。」
少し無理やりですが、事実です。
皆さん、あと少しです。1 日 1 日を全力で取り組んで、合格をつかみ取ってください。