中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
世間を騒がせている新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言や自粛要請もあり、子どもたちが自宅で過ごす時間がさらに長くなってきました。
自粛期間が長くなるにつれ、自宅で勉強できる子とそうでない子の学力の差が開いていきます。
学校から自宅で予習するよう言われている子どもたちも多くいます。それに伴い、家庭での勉強のやり方に悩む保護者様もたくさんいらっしゃいますよね。
そこで注目されているのが各塾が提供している「オンライン授業」です。
<オンライン授業とは?>
オンライン授業とは、その名の通り授業をオンラインで行い、自宅にいながら学習指導を受けられるサービスです。
パソコンやタブレット、もしくはスマートフォン(画面は小さいですが)があれば環境を整えるだけですぐに授業が受けられます。
実際に教室に行く授業の形態も様々あるように、オンライン授業の形態も様々。
そこで今回はオンライン授業の種類と選び方についてお伝えします。
<オンライン授業の種類>
オンライン授業は大きく分けて3種類に分かれています。
1.映像タイプ
2.一斉指導タイプ
3.個別指導タイプ
それぞれ特徴があります。ひとつずつ見ていきましょう。
1.映像タイプ
あらかじめ録画されている授業をご自宅の端末で閲覧するタイプです。
人気や実力がある講師の授業を録画することもあり、楽しくわかりやすい授業であるといった特徴があります。
また、録画なので好きなタイミングで視聴できるというメリットもあります。
ただし、録画である以上双方のやりとりができない為その場で質問ができないというデメリットもあります。なので、後から自力で復習したり分かる人に聞いたりして理解する必要があります。
2.一斉指導タイプ
こちらは多人数の生徒に対して一人の先生がオンライン上で授業するタイプです。
「学校の授業をオンラインで実施する」というイメージをするとわかりやすいのではと思います。
こちらも講師としてトレーニングを積んでいる先生である場合が多いため、授業がわかりやすいというのが特徴です。
先生もリアルタイムで生徒の様子を見ることができるため、生徒の反応を見ながら授業の進度を調整することができたり、生徒を指名して回答を発表してもらったり、映像タイプの授業にはない緊張感があります。
しかし、あくまで一斉指導なので映像タイプと同じく分からないところをその場で納得するまで聞けないといったデメリットもあります。
「受けるだけ受けて分からないところはそのまま…」とならないよう注意が必要です。
また、塾で決められた授業に参加するスタイルなので今の子どもに必要な授業内容にすることができないのも注意すべきポイントです。
3.個別指導タイプ
こちらは1:1、もしくは1:2などの少人数に対して1人の先生が個別指導していくというタイプです。
生徒一人ひとり学力が違うので今すべき勉強も少しずつ違います。
個別指導タイプはそういった「一人ひとりに合わせた授業」を受けられるので、短い時間でも内容の濃い勉強がしやすいです。
また、少人数制ということもあり分からないところを納得するまでとことん聞くこともできます。
しかし、個別指導な分、映像タイプや一斉指導タイプに比べると、料金がやや高めの傾向があります。
<オンライン授業の選び方>
それぞれ特徴を記しましたが、
実際に、「どのタイプがどんな子に合うのか」を知りたいですよね。
こちらもひとつずつ見ていきましょう。
1.映像タイプ向き
・学校の勉強は大体理解していて、その補助として授業を受けたい。
・分からないところがあったら誰かに聞いて理解することができる。
・普段、学校の授業でついていくのが大変だと感じることがほとんど無い。
2.一斉指導タイプ
・学校の授業は理解できており、より高いレベルを目指したい。
・「分からないところを放っておかず理解するまで勉強する」という自己管理ができる。
・緊張感がないとサボってしまう。
3.個別指導タイプ
・専門家による学習計画を立ててほしい。
・分からないところをその場で聞いて解消したい。
・短い時間でも高い学習効果がほしい。
それぞれ向いているお子様のタイプにはこのような特徴があります。
ざっくり分けると、
分からないところを聞いたり自力で勉強したりといった学習管理できるのであれば映像タイプか一斉指導タイプ。
専門家が立てた学習計画をこなし、苦手をしっかり克服して学力をつけていきたいのであれば個別指導タイプ
というような具合です。
いかがでしたか。
今回はオンライン授業とその選び方についてお伝えしました。
今は学校が休校になっており、オンライン授業の注目度も上がってきています。今後、オンライン授業の需要が広がることは間違いありません。
この機会にお子様に合うオンライン授業を探してみてはいかがでしょうか。