中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回は基本の勉強方法について紹介しました。
今回は、今まで学習してきた範囲の基礎の見直しをする方法をお伝えします。
前回と今回の2回の記事を良く読んでトライすれば勉強マスターになれること間違いなしです。
前回の記事をご覧になってない方はこちらもご覧ください。
基礎を見直す必要性
そもそも、「改めて基礎を見直す必要なんてあるのかな?」と思う方もいるかもしれません。
前回もお伝えした通り、今後出題される応用問題や難問は、全て“基礎の応用”でしかありません。
基礎をしっかりと理解できていないまま難問を解こうとしたところで、その問題の解き方だけを暗記することになってしまい、他の問題に応用できず非効率的です。
基礎という本質が自分の中に落とし込まれているからこそ、問題を解く道筋を見つけることができ、あらゆる問題に順応できるのです。
基礎の見直しをする方法
①テストで弱点を探す
前回紹介した、勉強方法の中に「自分の弱点を知る」というものがありました。間違えた問題をジャンル別に分けて分析するというやり方です。それを実践してみましょう。
間違えた問題は教科書を読むところから復習しましょう。
正解した問題も、「①スラスラ解けたもの」「②苦戦してなんとか解けたもの」の2種類に分けて考えます。
「②苦戦してなんとか解けた問題」は、基礎が理解できていればもっと短時間でスラスラと解ける可能性があります。ケアレスミスの可能性も低くなるので、もう一度理解しなおすのがおすすめです。
②先生役をやってみる
基礎を理解していなければ、人に教えることはなかなか難しいものです。
そこで、先生役になり切って、誰かに分かりやすく教えようとしてみてください。
そうすると、本当に自分が理解しているのかどうかがわかります。
動画を撮って自分で見てみるのもおすすめです。
2回にわたって「失敗しない勉強法」について紹介しました。
何事も基礎が一番大切です。基礎がしっかりとしているからこそ、その後の難問にも立ち向かうことができます。
つまづきやすい2学期だからこそ、改めて勉強のやり方を見直し、より良く改善できると良いですね。