中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
だんだん新学期が近づいてきていますね。学校の課題が終わっていなくて焦っている子、友だちと会える始業式を楽しみにしている子など、さまざまかと思います。
学校の課題をきっちりと終わらせたり、始業式に持っていくものを用意したり、新学期に向けた行動をしていかなければなりませんが、生活習慣を立て直すのも一つの準備です。
今回は新学期に向けて、崩れている子どもの生活習慣を立て直すために家族ができることを紹介していきます。
登校する日を意識して起きる
学校の日の子どもは、何時に起きていますか。
夏休みも終わりに近づいている今、同じ時間に起きられているでしょうか。
「Yes」と答える方は、ごく少数。長期休暇だとどうしても子どもの起きる時間が遅くなりがちです。
そこで、そろそろ登校する日を意識して起きる時間を設定しましょう。
朝日を浴びる
起きたときにカーテンを開けて朝日を浴びると、スッキリと目覚めることができます。
これは脳の体内時計がリセットされて、活動状態になるためです。
「夏休みだから」と二度寝してしまう子はもちろん、時間に起きられる子であっても体内時計をリセットするのに有効な方法です。
軽い運動をとり入れると◎
長期休みだと、どうしても運動量が減りがちに。
そして、体力が有り余っていると、夜なかなか眠れなくなりやすいです。
そこで、適度に運動をするのがおすすめ。日中は熱中症の懸念もありますので、夕方の気温が少し落ちついてきたときに運動すると良いかと思います。
寝る前のスマホはNG
寝る前のスマホやゲームが夏休みの日課になってしまっている子は、利用時間を変えましょう。
寝る前にスマホ・ゲームをする ⇒ なかなか眠れなくなる ⇒ 朝起きられなくなる・日中眠たくて集中力や意欲が低下する ⇒ お昼寝をする ⇒ 夜眠れなくなる
といった悪循環を防ぐために、寝る前のスマホはNGです。
(時間を決めて、その時間以降はスマホやゲームを親が管理するようにするのもおすすめです。)
睡眠時間が確保できるように寝る時間を設定
寝る時間は、起きる時間から睡眠時間を逆算して決めます。(6:30に起きるなら22:30に寝る など)
とはいえ、今の寝る時間よりも1時間・2時間と一気に早くするのは失敗のもと。
30分ずつ早めて、数日かけて目標の寝る時間に到達するようにすると、成功しやすいです。
上記の対策は、子ども一人でやるのは難しいかと思います。親御さんが気をつけて声掛けしたり、一緒に時間やルールを決めたりしてあげましょう。
元気に新学期を迎えられるように、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。