中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
「どんどんAI(人工知能)が発達し、人間の仕事を奪ってしまう」なんて話を聞いたことはありませんか。
都市伝説のように聞こえますが、実は現実に起こりうる話なんです。
英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が発表した論文では、コンピュータの発達による自動化(AIロボット化)が急激に進み、今から10~20年後には、今ある職業の47%が必要なくなってしまう、と発表されています。
よくよく周りを見渡してみれば、掃除機や洗濯機などの家電をはじめ、スーパーの無人レジや、飲食店でのタブレット端末注文、企業のロボット受付など、身近な所でもどんどんAI化が進んでいますよね。
どんな仕事が無くなるのか
◆単純作業や、データの集計・分析の仕事は無くなるかもしれない
教授によると、膨大なデータを集計・分析することで非ルーチン化の仕事をルーチン化することが可能になる、と言います。
既に米国のがんセンターでは、AIが60万件の医療報告書や150万件の患者記録・臨床試験、200万ページ分の医学雑誌を分析し、それぞれの患者に最適な治療計画を作ることに成功しているようです。
また、以下の仕事は機械によって置き換えられてしまう可能性が高いと分析されています。
- レストランやホテル、娯楽施設の案内、レジ
- 電話オペレーター
- 訪問販売、集金担当者
- データ入力
- 銀行の融資担当
- 保険やクレジットカードの審査担当
- 簿記、会計、監査の事務員
- 測定作業員
- 不動産ブローカー
- 弁護士助手
- 映写技師
- カメラ、撮影機器の修理技師
- スポーツの審判
代わりにどんな仕事が増えるのか
◆高次元でクリエイティブな仕事
教授は論文の中でこう綴っています。
「AIは芸術などのクリエイティブな作業には向いていない。となれば、人間は機械にできる仕事は機械に任せて、より高次元でクリエイティブなことに集中できるようになる。人間が新しいスキルや知性を磨くようになれば、これまで以上に輝かしい『クリエイティブ・エコノミー』の時代を切り開いていけるのだ」
新しい時代の幕開けはもうすぐそこまで来ています。
今の子どもたちが大人になって仕事をする時、まさにこの時代が到来しているでしょう。
未来で生き残っていくには、AIでは代えのきかない思考力と発想力を身に着け手いかなえればいけないということです。
厳しくもあり、ワクワクする未来です。
子どもも大人も、思考力と発想力を養っていきたいものですね。