「勉強しなさい」は逆効果?やる気を下げない声かけの考え方

12月は、通知表やテスト結果が返ってきて、どうしても「成績」に目が向きやすい時期です。
「思ったより上がらなかった」「もっとできたはずなのに」そんな気持ちを抱く保護者様も少なくありません。
しかし、この時期に大切なのは、点数そのものよりもこの1年でお子さまがどんな変化をしてきたかを見つめ直すことです。
成績表だけでは見えない“伸び”に目を向けることで、来年につながる関わり方が見えてきます。

テストの点数や通知表は、あくまでその時点での結果です。
一方で、本当の成長は日々の行動や姿勢といった「プロセス」に表れます。
たとえば、
こうした変化は、成績表には載りませんが、確実に前進のサインです。
12月は結果だけで評価するのではなく、「この1年でできるようになった行動」に目を向けることが大切です。

保護者の目はどうしても、「まだできていないこと」「足りないところ」に向きがちです。
しかし12月は、ぜひ視点を変えて「変わったこと」を探してみてください。
最初は嫌がっていた宿題に向き合えるようになった、ミスを指摘されても感情的にならなくなった、以前より集中が続くようになった――。
これらはすべて、学力の土台となる大切な成長です。こうした変化を言葉にして伝えることが、子どもの自己肯定感を育て、次の行動につながります。

年末は、親子でゆっくり話ができる貴重なタイミングです。
「何点だったか」よりも、「この1年で頑張ったこと」「前より楽になったこと」を一緒に振り返ってみてください。
そのうえで、「じゃあ来年は、どんなことを少しずつできるようになろうか」と未来の話につなげることが大切です。
12月の関わり方次第で、子どもは“評価される不安”から“成長を楽しむ姿勢”へと変わっていきます。
この1年の伸びを認めることが、次の1年の大きな一歩になります。
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