中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の竹内です。
今回は、暗記が苦手だった中学3年生の男の子が、
「テストの点数で70点アップ」した お話をさせて頂きます。
普段勉強はやっているのですが、なかなかテストで成果がでないA君という生徒がいました。
そこで、テスト前の1ヵ月前に面談を行い「勉強方法を一緒に見直し」をしました。
面談をして分かったことは、
そのA君はこれまで学校の提出物は提出していましたが、提出もギリギリか少し早い程度だったこと。
これではワークをやること自体が目的になってしまうので、今回は、
1ヵ月前からテスト範囲になるワークを3回繰り返す
「反復練習をする」スケジュールを立てました。
そのスケジュールは、1日に何の科目を何ページやるかまで細かく計画しました。
A君は、とてもまじめな生徒ですが、暗記が得意ではなく、反復練習が必要だと感じたからです。
A君に対しては、
「A君、今回は学校の提出物である学校のワークをとにかく3回はやろう。
1回目は普通に解いて、2回目・3回目は、間違えたところのみを解きなおそう!」
「2回目の時には間違えたところに、付箋を貼って解きなおしをしていこう!」
「3回目は、先生が指示した箇所や自分で苦手だと思っているところをもう一度解きなおしてみようか?できるかな?
と話しました。
その後、2回目・3回目のワークができているのかチェックを繰り返し、
1週間前には3回のワークが終っている状態にしました。
学校のワーク3回をやりきるチェックをしていくと、
徐々に勉強時間が増えていき勉強するリズムもついてきました。
「テスト前にワーク3回をやりきる!」
これが、A君にいい目標になっていました。
そして結果、A君はテストで合計70点アップ!しました。
私も、テストが返ってきたときにはとても嬉しかったです。
みなさんも、暗記=大変だと思わず、1度この「反復練習」をチャレンジしてみませんか?