作文に使える「発想力」を育てる方法

こんにちは、教室長の丹下です。

夏休みもあと少しですね。作文などの大きい宿題はもう終えられていますか?
作文など、文章を書くときには「発想力」が必要です。

何をテーマに書くか、どういう流れで書くのか、どう話を膨らませるのかなど、考えることはいっぱいあります。

今学校の教育でも思考力・判断力・表現力を育てることを重要視しています。

そこで今回は「発想力を養うトレーニング方法」をテーマにお話します。

子どもたちは「自由に言葉にする」ということを求められることがしばしばあります。
例えば、「夏休みで印象に残ったことを日記に書く」「読んだ本の感想を言う」などです。

そんな時、みんな決まってこう言います。

「何も思いつかない」

まずは、自分の考えがパッと出てくるようになる必要があります。

そのためにおうちでもお子さんにしてあげられることがあります。

 

①新しい体験をさせる

「旅行に行く」「普段見ないテレビ番組を見る」など何でも良いです。
新しい体験は、今まで知らなかった自分を発見したり、あるものごとを深く考えるきっかけになったりします。

新鮮なことがあると、新しい考えが生まれやすくなります。

②自由に使える時間や物を与える

子どもに自由に使えるものを準備するのも、よく考えて行動するようになるきっかけになります。
例えば、
「自分の欲しいもの・必要なものは、月〇円のお小遣いの中でやりくりする」
「メニューを決めずに好きなようにご飯を作る」など。

自由に使えるものがあると、限られた制約の中で、計画的にものを使っていく方法を考えるようになります。

また、何か失敗したときには、「次はこうしようかな」と問題の解決策を考えることにもつながります。

 

③子どもの気持ちを聞く・受け入れる

“何も思いつかない”という子の中には、
「これを言ってもいいかな」「間違っていないかな」と自分の意見に自信が持てていないという場合もあります。

まずは子どもの気持ちを聞くこと。
そして、それを否定せず認めてあげることが大切です。

自分の気持ちや意見を心の中にため込まず、ちゃんと外に発することが出来ると、
さらに新しい考えが浮かびやすくなります。

考える力はさまざまな場面で必要になります。

問題が分からず行きづまった時、なぜ間違えたかを見つける時、
どうすれば出来るようになるか改善点を見つけようとする時・・・。

こうすれば良い、これはしない方が良い、と考えを巡らせていくことで、
1番良い方法を見つけるのが上手になっていきます。

こういったときにたくさんの考えが思い浮かぶように、発想力を育てていきましょう。

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