中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の吉田です。
今日は一般的に“暗記科目だ”と言われる、理科の勉強方法についてお話します。
「理科は暗記科目だと思うので、わざわざ塾で教えてもらわなくていいです。」
「暗記なら自宅でできます。」
保護者様と勉強する教科についてお話する時、こんな言葉をよく聞きます。
まずは一般的に言われる内容について確認しましょう。
国数英の3教科に比べて、理社は“暗記科目”と言われて
点数の稼ぎどころだとされています。
確かに国数英は、小さい頃からの積み重ねでできるようになる科目なので、
1歩つまづくと長らく苦手を引きずることになる重要かつ勉強が大変な科目です。
理社はその3教科に比べて単元ごとに繋がりも少ないので、
苦手の克服や得意の強化など、作戦が立てやすく
点数に繋がりやすいというのは本当です。
しかし、改めてよく考えてみてください。
“理科はただの暗記科目だ”
“誰かに教えてもらう必要はない”
と思い込んでませんか?
そのままでは、いつまでも理科で点数が取れなくなってしまいます!
なぜかと言うと理科は
①暗記ができていること
②計算問題ができていること
③応用問題が解けること
この3つをクリアすることによって、
やっと「理科ができる」という状態になるからです。
確かに暗記部分はあります。
しかし、その知識だけでできるのは定期テストで4割程度です。
それが入試になったら、もっと比率は少なくなってしまいます。
だとしたら、「点数の稼ぎどころ」で点数を落としていることになります。
もったいないと思いませんか?
最初にお話した通り、
理科は苦手の克服も、得意の強化も、行いやすい科目です。
だったら、少しでも苦手部分を克服していって
確実に点数にできるようにしていきましょう。